中学生がスマホを持つのは当たり前になってきている世の中ですが…
スマホばかりでほんと勉強しないんですよね。
私達は仕事で疲れてるから夜も早く眠ってしまうけど、子供は夜中起きていて友達とスマホやswitchでゲームしてる。
どうやら明け方4時ごろまでゲームしてたみたいで授業中も居眠りが多いと先生から言われ。。。
宿題もあまりやっていないみたいだし。
いったいどうすれば言うこと聞いてちゃんと夜寝てくれるのか。
高校受験でほとんど人生決まるようなもんなのに(田舎だから高校名で判断されることも多い)、何のために小学校の時『くもん』をあんなに頑張ったのか。
分かってほしい。
と思っていたら、最近『マシ』になってきたのでスマホばかりで勉強しない、夜中にゲームばかりしている子の対処法をご紹介します。
スマホばかりで勉強しない中学生への対処法
スマホばかりで勉強しない中学生はなぜスマホ依存症のようになってしまっているのか。
それは確かにYouTubeやネット漫画が面白いとか、友達とのSNSが楽しいということもあるんですが、実は根底に
- 学校の勉強がよく分からない
- 宿題以外に何を勉強すればいいのか分からない
- 学校での生活がうまくいっていない
などの問題が隠れていることも多いです。
学校の勉強がよく分からない
実は中学校の勉強って小学校の勉強が分かっていないとできないんです。
国語や理科、社会もそうなんですが、一番難しくなるのが数学、そしてつまづきやすいのが英語です。
小学校4年生からの算数が本質をとらえられずよく分からないままに進んでしまっていると、数学でつまづきます。
英語は勉強の仕方が分からなさ過ぎてつまづきます。
この場合は躓いたところから勉強を再開することで何とかなることもあります。
復習するには定期テスト ズバリよくでるという問題集がおすすめです。
問題集自体が薄くて抵抗感もないし、定期テスト対策にも使えるし、定期テストで点数が取れなかった人もささっと復習するのに適した問題集です。
1冊800円というところも魅力的。
副教科も含めた9教科分の問題集もあるし、定期テストの強い味方です。
学校で使っている教科書と同じ出版社のものを選んでくださいね。
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宿題以外に何をすればいいのか分からない
小学校の時って宿題をしておけばよかったんですよね。
でも中学校になったら宿題はちょっとしか出ないし、『自主勉強』っていう宿題も出なくなるので、宿題さえ終わればもう何もすることがないって思っている子も多いです。
そして宿題以外に勉強ってしなきゃいけないの??って思っている子も多いです。
だから宿題以外にこれをやろうねっていうものを最初に決めてあげると、勉強時間が増えてくる子もいます。
スマホが大好きならスマホで授業動画が見れるスタディサプリとかもおすすめなんですけど、まあ勉強って机に向かってやっているからこそやった気がするし、親としても安心できるもの。
教科書ワークとか先ほどの定期テスト ズバリよくでるなどの教科書に沿った問題集を1日の分量を決めてこなしていくのが手っ取り早いと思います。
学校での生活がうまくいっていない
中学になって友達関係が変わってしまって、うまくクラスになじめていないとか、休み時間に話す友達がいないなどで、現実逃避気味になっている可能性もあります。
その場合は話を聞いてあげることから始めたいですけど、中学生なのであまり話してはくれないかもしれないですね。
何気ない話とか、今日はどうだった?など、普段より会話の時間を持てるように工夫してみてください。
女の子ならお休みの日に一緒にショッピングに行ったり、男の子なら一緒にゲームをしたりスポーツをしたりするのもいいかもしれません。
もう中学生なのにと思うかもしれませんが、ちょっとかまってあげると変わってくることも期待できます。
夜中にゲームばかりで宿題をしない中学生への対処法
夜中にゲームばかりしていて夜寝ない、朝も起きないとなるともうどうしたらいいのか途方に暮れてしまいますよね。
朝遅刻をしてでも学校へ行くならまだいいですが、そのうち不登校になってしまったりすることもあるので夜中のゲームは注意したいです。
とりあえずできる対処法は、
- ゲームに制限をかける
- 子供と真剣に話し合う
というところかなと思いますが、依存症気味になっている子はどうしたらいいのでしょうか?
ゲームにはまりすぎてしまう子というのは現実生活での自分に自信がないことも多いそう。
だから逆にゲームを通して
- ゲームに強くなって自分に自信を取り戻す
- ゲームの世界を通して新しい人間関係を構築する
- ゲームのために朝起きる習慣をつける
と働きかけることが、夜中のゲームをやめさせる方向に働くこともあります。
でもこれってなかなかおうちでは難しいですよね。
最近、ゲームのオンライン家庭教師【ゲムトレ】というサービスを見つけたんですが、このゲムトレでは当の社長さんが不登校でゲームばかりしていた経験があるそう。
その経験から、ゲームの世界に入り浸って不登校になってしまったり学校生活に支障が出ている子を対象に、早朝にオンラインのゲーム大会を開いたり、家族以外の人間関係を構築するためにゲームの上手な人にゲームの攻略法などを教えてもらう機会を作るサービスを始めたそうなんです。
ゲームを通して人と関わることで、学校ではうまくいかなかったけどうまくいく世界もあるということも分かるし、ゲームが上手になることで自分はすごいと自信を取り戻し、勉強も同じだと気づくことができれば、そこからがんばれるかも?という効果が期待できるようです。
ゲムトレについては別の記事で詳しくご紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
夜中にゲームをしている子は、ちょっと参加してみると生活リズムが整っていいんじゃないかなと思います。
→不登校の中学生男子に朗報! ゲームで生活改善・社会性をはぐくめる今話題のゲムトレ
スマホばかりで勉強しない中学生を持つお母さん側からの話
「これ言っちゃうと究極なんだけど、専業主婦のおうちの子とかお母さんがパートに行ってても家にいる時間の長い子って夜中にゲームしてない子が多い気がするのよね。
私は時間が無いからしょうがないのかなぁ・・・。」と。
「スマホ管理してるの?」って聞いてみたら
「夜10時以降は触らないでとか最初は厳しく言ってたんだけど。最近はそういう決まりも守ってくれなくなって・・・。お友達も夜遅いみたいなのよね。」と。
「でも、お友達の専業主婦の子がね、40番より下に下がったらスマホを取り上げる約束をしてるし、宿題も提出してないって分かった時点で永遠にスマホの契約切ることにしてるらしいのよ。
あと、夜寝るときにリビングの充電器のところにスマホとゲームが無かったら、勝手に没収って決めてるらしくてね。
うちはそこまでできないわー、だって連絡用にスマホいるしないと不便なのよ。」
「それに無理やりとりあげたりするのって、なんだか教育上よくない気がするから、できれば自分で気が付いてやめてほしいよね・・・」
と。
まあ、実際そうだし子供自身が自分でどうにかしないとやばい!って気が付かないともうどうにもこうにもできる年齢ではありませんよね。
だからといって、こちらから何もアクションしなくなってしまっては、現状維持のままかもしれません。
うざがられても嫌がられても、夜中のスマホやゲームはダメと伝えることは大事なのではないでしょうか。
夜寝ないと背も伸びないし、精神的にも不安定になってあまり良いことないですしね・・・。
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夜中にスマホゲームばかりで宿題も勉強もしない中学生のお母さんが意を決してとった行動
先ほどのお母さん。
ちょっと作戦を考えたようです。
「夜中、私達が寝静まった後にどうもゲームしているみたい。
お母さん同士の話を照らし合わせると、だいたい4人くらいでやってるみたいで、そのメンバーは勉強しないメンバー。
昼間は学校があるし、夕方は部活に塾があるから、帰ってきてご飯食べて、さあ。
というところで勉強しなきゃいけないのにゲーム大会が始まるのよ。
その時間が10時とか11時くらい。
一回始めると夢中になって時間も忘れ、2時とか3時くらいになるみたい。
このゲームをやめるかちょっとの時間にして、勉強時間にあててほしいじゃない?
15分でも勉強すればいいのにって思って。
そう思ってスマホをもって職場に行ってみたのよ。
スマホがないって知ってどうするかなと思って。
そのままスマホを車の中において家に帰ったの。」
これは結構大胆な行動で、聞いた私もびっくり。
「スマホないんだけど」
って子どもが言うから、「成績が上がったら返してあげる」って言ったんですよね。
そしたらなんと、
夜中に私のカバンから車のキーを出して車からスマホ持って帰ってきてて・・・
もう末期(涙)
泣いてましたお母さん・・・。
やっぱり私があまかったんだろうな・・・と反省。
これ以外にも日々、反抗期のせいかいろんなことがあって疲れてきていたらしく、でもあと1年で高校受験だしこのままだとこの子は進学校に入れない。
将来のこととか考えたらあの学校には入って欲しい。
そう思って、仲良しの子が行っている塾へ行かせることにしたらしいんです。
ちょっとでも勉強できれば、宿題でもやってきてくれればと。
塾へ行って塾の先生に聞いてみたら、そのお友達は英語しか習っていないから数学の時間は別室で自習しているんだとか。
うちの子も、公文に通っていたおかげで数学だけはほかの教科よりは点数が良い。
だからうちの子も英語だけ習わせてその自習の時間、その子と一緒に宿題してもらおう。
その子には悪いけど、でもその子うちの子と仲いいし「宿題やるんだよ」とか「今日の夏期講習はちゃんとおいでよ」とか声かけてくれてる優しい子みたいだし。
と、まあその子にすがるような形で塾へ入れたそうなんです。
するとその子が勉強してることを見たうちの子は
「あいつ、いつも俺と遊んでたのにこんなとこで勉強してたなんて卑怯だ。」
とか言い出して、宿題だけはやって行くようになったそう。(びっくりですよね)
しかも数学はあいつには負けたくないと言って、ちょっとだけ勉強する姿が見えるようになったそう。
中学生の原動力はやっぱりお友達なのかもしれません。
ゲームもスマホももとはと言えばお友達が絡んでいるから始まったことです。
みんな持っているから、みんなやっているから。
勉強もみんながしている時がつけば、自然とやるようになるのかもしれません。
お友達が勉強している姿を見れる環境に入れるというのは大事なのかもしれないですね。
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スマホばかりで勉強しない中学生を怒ると逆効果
「スマホばっかり見て! ちょっとは勉強しなさい!!」
と怒りたくなる気持ちもありますよね。
でも中学生と言えば反抗期。
反抗期に怒ったり言うことを聞かせようとするのは逆効果でした。
そして塾の先生は「ちょっとでもできたことをほめてあげてください」って言うんですよ。
「情けない気持ちもわかるし、なんで言うこときかんのんよと思うんですけどね。ちょっとでいいからほめてあげると、意外と勉強するようになった子もいますから。私もこういう子には何か見つけてほめるようにしているんですよ。声かけたりとかね。やる気の出し方が全然、違いますからね。」
中学生と言えども中身はまだまだ子供。
難しそうだけど・・・と思ったけど、宿題をやるようになったので「宿題できてるじゃん」と言ってみました。
「ふっ」
って言って部屋に入って行ったけど、その顔はなんとなく嬉しそうだった気がします。
最近は全力で嫌がるけど頭をなでなでしたりもしてます。
私も昔に戻ったみたいで息子が可愛くなってきたし、息子との関係性も前よりはぎすぎすしなくなったような。
褒めてなでるって、幼稚園児かよっって思うけど中学生でもまだまだ大事なんですね。
見た目が大きすぎてなんとなく、、、ね(笑)
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こんな中学生でもスマホは使い方次第で勉強しないゲーム三昧から脱却できる
うちの子みたいな中学生でも、ライバルの勉強している姿を見せるだけで勉強するようになりました。
同じように勉強なんてみんなしてないと思ってたのに、してる子がこんな身近な仲間が勉強しているって知って、じゃあ俺も・・・って思ったようです。
スマホでゲームばかりしてるのは変わらないけど、使い方もちょっと変化してきました。
お友達に教えてもらって、英検用の単語アプリを入れたみたいです。
英検に出てくる単語をゲーム形式で学べるアプリらしくて、普通に勉強するよりやる気になるって言って、そのゲームをする時間も増えています。
ネット対戦ゲームばかりやってるよりは、こういう英単語ゲームやってくれてた方が私も安心。
身に付きそうだし。
やっと高校受験への光も見えてきた。
もう最下位でもいいから引っかかって欲しい。
スマホで宿題なんだっけ?って聞いたり、ここやった?とかお友達に聞いてるみたいで、前のうちの子はそんなこと聞かなかったのに、そういうこと聞き始めて。
「あいつが勉強してる!って言って、うちの子もこの前宿題してたわ~。ありがたい(笑)」
ってママ友に言われたのはちょっと嬉しかったかな。
仲良しみんなで高校行こうよね。
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中学生 スマホばかりで勉強しない対処法 まとめ
「中学生は仲間がやっているから俺もやる」とか「ボッチは嫌だ」っていう、仲間意識が強いお年頃なんだと思うんです。
だから1人が勉強始めればみんなが始める。
どこかで刺激してそっちの方向に持って行けたのが今回は良かったのかなと思います。
あとは高校受験があと1年ってところになって、自分でもやばいって思い始めたのかな。
学校の先生もいろいろ言い始めたみたいだし、学校でも受験に向けて夏休みの補習とかそういう話も出てきているし。
英語と国語の補習に引っかかってしまったのも、何か思うところがあったのかも。
もう少し早く気付いてほしかったけど、受験前に気付いてくれて本当に良かった。
ゲームも良いけど、そういうのも青春なのかもしれないけど、やっぱりこんなことで人生棒に振ってほしくないから。
塾も習いに行くだけじゃなくて、お友達の勉強している様子を見るって言う意味でも大事なところなのかなと改めて認識させられました。
ちなみにそのお友達、高校受験が終わったらZ会asteriaを始めるんだそう。
なんか、高校の先取り学習ができるんだとかなんとか・・・
もうそんなこと考えてるの?なんて思ったけど、おかげさまで宿題やるようになったし、一緒に頑張ろうって意味なのかなと思って受け取っておきました。


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