今の中学生は、8割の子がスマホを持っていると言われています。
実際、息子の周りでも8割以上の子がスマホを持っています。
しかしそれと同時に中学生なのに勉強せず、スマホばかりしているという悩みも多くなってきています。
あまりにもスマホばかりになると、
「やっぱりスマホなんて持たせない方が良かった。取り上げるべきかな?」と思い始めますよね。
しかし、なんの前触れもなく、
「スマホしすぎだからスマホ取り上げる!」と言えば、反抗期の中学生は反発しかしません。
スマホの使い方を規則正しくできるようにするには、
スマホを上手に取り上げて、良いタイミングで返すことが中学生のスマホばかり問題の解決には大切なんです。
Contents
中学生からスマホを取り上げるタイミングとは?
スマホを使いすぎだと感じたら、それはスマホを取り上げるタイミングです。
スマホを取り上げるのがおすすめな子は
- スマホばかりで成績が下がった
- 寝不足で授業中寝ている
- 朝起きれなくて学校に遅刻する
- スマホを通じて危険な目に合いそうになった
- 目が悪くなった
- 宿題をやっていない
など、明らかにスマホが原因で日常生活に支障がでていたり、当たり前のことができなくなっているのなら、スマホを一時的に取り上げて生活を元に戻してあげなくてはいけません。
しかし、いざ取り上げようとするとこれがなかなか難しいんですよね。
今まで許されてきたことが、なぜ突然今日からだめだと言われるのか。
そこでまず反発してきます。
もともとルールを決めていたのなら「最近はルールを守れていないようだから次に〇〇なところを見つけたらスマホを取り上げるよ」と言えばいいのですが、
ルールを決めていなければなかなかタイミングがありませんよね。
スマホを取り上げる理由を付けやすい時期
中学生にとって大事な成績が絡んでくる時期には、スマホを取り上げるタイミングを作りやすいです。
- テスト前
- テスト後
- 個人面談後
の時期です。
前回のテストが悪かったのに勉強をしていないからという理由が一つ目。
次のテストで○点以上、または○番以上取れなければ取り上げるという約束をするのが二つ目。
面談で先生に授業中に寝ている、遅刻が多いと指摘されたなどの理由が三つ目です。
特に日常生活に支障が出てきている場合には、スマホを取り上げるようにがんばりましょう。
息子からスマホを取り上げた結果をちょっとご紹介
息子もYouTubeを見るのが止まりませんでした。
そこで「テスト前のYouTubeが2時間以上になっていたらスマホを取り上げる」という約束をしたところ、
2時間を簡単に超えてしまったため、テスト後まではスマホを取り上げることになりました。
しかし、それで反省したかというとそんなことはなく、
テレビを見たりダラダラして、何となく時を過ごしていました。
結局、スマホも暇つぶしのうちの一つだったので、なければ無いで別のことをしたまでで。
これではせっかくスマホを取り上げても効果がありません。
スマホを返すタイミングは決めておく
スマホの使い方について考えてもらうには、スマホを返すタイミングを決めて「それまでにどうして欲しいか」「どうなってほしいか」を明確に伝えることが大切です。
夜は○時までに寝る
宿題はきちんとやる
など、支障がある部分を直すように促します。
返す前にスマホルールを決めよう
スマホはこれからの時代にはあって当たり前の物です。
ですから、取り上げて「はい、おしまい」ではなく、使い方や、スマホの危険性などについても教えてあげて欲しいです。
上手にスマホと共存できれば一番良いですよね。
最低限守るべきルール
最低限のルールを決めましょう。
スマホを使っても、日常生活に支障が出ないようなルールが必要です。
そのためには、
- スマホは何時から何時まで
- 自分の部屋へは持って行かずリビングなどの親の目が届くところで使う
- テスト前は○時間
などの細かいルールを決めます。
さらに、個人情報の流出を防ぐために
- 保護者の許可なく課金はしない
- 怪しい広告やリンクはクリックしない
などのネットの危険についてのルールも盛り込みます。
ルールが守れなかったらどうするかも決めておく
もしもルールが守れなければ
- スマホを○日取り上げる
- 外出禁止にする
- お小遣いなし
なども決めておきましょう。
ルールを決めただけでそのあとどうなるかが決まっていなければ、守る必要がないので守らない可能性が高いですよね。
スマホに制限をかけよう
いくらルールを決めて罰則を決めても、中学生なので守らないこともありますし、自分で自分をコントロールするのは難しいものです。
そこで、スマホについている制限や制限アプリを使って、スマホの機能自体を制限しましょう。
使いたくても使えなければ諦めるしかないので、制限をかけるのは有効手段です。
意外と知らない人も多いので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
中学生はともすればスマホ依存になってしまう可能性があるほど、楽しいことにとことんのめり込んでしまう時期です。
日常生活に支障が出てきたら、スマホを一度取り上げて、ルール作りと機能制限をかけ、親子で決まりを作って返すようにしましょう。
スマホを取り上げようとすると暴れる、暴言をはいて取り上げることが出来ない場合には、もしかすると依存症になっている可能性もあるので、
その場合には事例をたくさん知っている学校の先生や塾の先生に相談したり、場合によっては医療機関を受診するなどして
早めに対策をとりましょう。
スマホと上手に共存し、良いところは活用できるように暮らしていきたいですね。
中学で成績が良くても
中学で20番以内で地域で1番の進学校の高校に入れても
たくさんの中学校の30番以内の子が集まって300人になると
とたんに200番になる。
そして「勉強ができない」という立ち位置で過ごしていかなくてはならない高校生活は
とても悲惨だと思いませんか?
そうならないためには今から準備が必要です。
【Asteria】Z会のオンライン学習で周りのみんなより一歩先に高校の勉強を始めてみませんか?