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【高校生物おすすめ参考書】独学で医学部・二次・私大対策

生物基礎 生物 定期テスト 勉強法

生物 参考書 独学
高校生物は必要な参考書と必要な問題集さえあれば独学でも十分、大学受験に対応できます。

必要な参考書は目指すレベルによって違ってきます。

センターレベルの生物を必要としている人が医学部レベルの生物の参考書を手に入れる必要はありません。
逆に国立大学二次試験で生物が必要な人が基礎問題ばかりやっていては勉強が足りません。

また生物は理系科目なので考える科目だと思いがちですがそれは違います。

たしかに考えたり計算したりする問題もありますが、ほとんどの問題は的確な答えを暗記することでテストで100点を目指すことも可能です。

この記事では、大学試験で生物が必要な人向けに参考書と問題集のご紹介と独学で90点以上取れる攻略法をご紹介します。

(遅くなりましたが私は大手学習塾の生物担当採点員です。)

高校生物おすすめ参考書4選

高校生物でおすすめする参考書は、

  • Z会 知識の焦点
  • チャート式 生物
  • 旺文社 生物標準問題精講
  • 実教出版 エクセル生物

 

この4冊です。

参考書で分からないことは調べられるように

学校で使っている教科書では、残念ですが説明が不十分です。
また独学するなら辞書を引くように調べられる参考書は必ず必要ですので、準備しましょう。

まずおすすめする参考書は『Z会 知識の焦点』です。

Z会が出版しているだけあって基礎から難問にまで対応しています。

この参考書の文言を覚えておけば、まるっと記述式問題の答えになります。

医学部2次試験に出題される問題でも、時事ネタ以外の問題の答えはすべてこの参考書の中にあります

 

また『チャート式 生物』と『Z会 知識の焦点』を持っていれば、鬼に金棒です。
ちょっとした豆知識は『チャート式 生物』のコラムの方が詳しく記載されています。

Z会はほしい答えがズバッと書いてあるのが特徴ですが、説明が省略されすぎていることがあります。
そのような時に、『チャート式 生物』があれば詳しく学ぶことができます。

普段使いに『Z会 知識の焦点』、内容が分からない時に『チャート式 生物』と使い分けることで独学がスムーズにできますよ。

 

問題を何度も解いて定着させる

生物は教科書や参考書を見て覚えるよりも、問題をたくさん解いて答えを覚えていく方が効率的です。

「こういう問題にはこの答え」という法則を早く身につけましょう。

まずおすすめするのが『エクセル生物』です。

エクセル生物は基礎問題から応用問題まで幅広く対応しています。
まずは基礎問題で必ず点を取る部分を、応用問題で問題傾向と答えの書き方に慣れましょう。

 

次におすすめするのが『旺文社 生物標準問題精講』です。
この問題集はレベルがとても高いです。
医学部受験の人は必須、この問題集の解説が赤本を解くとき辞書のように使えます。

私立大、国公立大で偏差値55以上を目指す方がこの問題集をマスターすると、試験でほぼ100点が取れます。

この問題集で、同じような基礎問題精講というのがあります。
医学部や東大、京大を目指す方以外は基礎問題精講でも構いませんが、

  • センターで点数が取れなかったけど「どんでん返し」を狙いたい
  • 英語が苦手だから生物で点数が取りたい

という切羽詰まった人はできるだけ100点に近い点数が取れたほうが安心ですよね。

生物は問題と解答をセットで暗記することで100点を目指せる科目です。
基礎問題精講は100点に近づくのは難しいですが、標準問題精講をやり込めば100点取れることは間違いありません。

「やりこむ」というのは最低でも3回通りは問題を解くことですよ。

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高校生物 参考書を利用して独学するならおさえておきたいポイント

受験は数学や英語に重きがおかれています。
ですから生物にはあまり時間をさけませんよね。

あまり時間の取れない生物を完璧にマスターするには、ポイントを抑えた学習法が必要です。

生物は頻出分野ごとに

  • 暗記したほうがいい分野
  • 問題をたくさん解く必要のある分野

に分かれます。

特に問1は穴埋め問題が多いので基本的な言葉はきちんと覚えましょう。

これから覚えるポイントを分野ごとに解説していきます。

細胞の分野は細かく覚える

細胞の分野では比較・違いの差をきっちり理解しておきます。

  • 原核細胞と真核細胞の違い
  • 動物細胞と植物細胞の違い
  • ゴルジ体の働き
  • 核の働き
  • ミトコンドリアと葉緑体はDNAが独自であること
  • 細胞骨格3つの大きさと働き
  • 細胞分画法

については頻出です。
基本的な内容が多いので、落とすとダメージの大きい分野です。
必ず覚えておきましょう。

葉緑体の電子伝達系は必ず出る

葉緑体の単元では光合成の化学反応式は必ず覚えておきます。
また水素の数、補酵素の数も覚えます。
カルビンベンソン回路の図に書いてある数字や文字は全て暗記します。

ややこしいところほど、図を描いてノートにまとめて覚えておくのが効率的な勉強法です。

葉緑体の電子伝達系ではATPが合成されますね。

そこで大切なことは

水の分解と電子伝達系によってチラコイド膜の内側(内膜)にH⁺がたまるとストロマとチラコイド膜の内側(内膜)でH̟⁺の濃度勾配が生じる。生じた濃度勾配にはエネルギーが蓄えられており、チラコイド膜の内側(内膜)にたまったH⁺が濃度勾配に従ってATP合成酵素を通り、ストロマ側に移動する。このときに解放されるエネルギーを用いてATPが合成される。

この記述は必ず出ます。50字~80字でまとめる問題が多いです。
大切なのは

  • 内膜とストロマ間に濃度勾配が生じること
  • 濃度勾配のエネルギーを使ってATPが生成されること

この2点です。覚えましょうね。

河合塾の模擬試験ではほとんど毎年出題されているはずです。

ややこしいのですが必ず覚えておきましょう。

実験問題の解き方のコツ

実験問題は

  • ラクトースオペロン
  • 抗体
  • 心臓の拍動
  • 神経の速さ

などが頻出です。

基本的なことはしっかり覚えておきます。

ラクトースオペロンなら、オペレーターやプロモーターなどの順番や調節遺伝子からリプレッサーが作られたらどこにくっつくのか、ラクトースがあるとそれがくっつかないことを、きちんと覚えておきます。

その上で、実験問題を読んで簡単でいいので『図』や『絵』を描くことをおすすめします。

例えば
調節遺伝子のないラクトースオペロンが出てきたらそれを絵にかく。
そして実験の結果どうなったか、が書いてあるはずなので、どのように反応したかを絵を見て図を描いて考えます。

ネズミに抗体を打って比べる実験ならネズミの絵を描いて、注射を打ってどうなったか。
死んだら死んだ絵を、生きたのなら生きていた絵を描きましょう。

簡単でいいので図や絵を描くのが実験問題のおすすめの勉強法です。

長文で訳が分からない実験問題も、図にすると大したことない内容が聞かれていることに気が付いたりするものです。

ラクトースオペロンは、色々な場所を切り取ったり阻害したりするややこしい問題が多いので、『エクセル生物』でしっかり経験を積みましょう。

ホルモンの問題はややこしい

1つの効果を出すのに複数のホルモンが関わっているので、自分なりに表を作って

  • 血糖値を上げる
  • 血糖値を下げる
  • 体温を上げる
  • 体温を下げる

など、まとめましょう。

またチロキシンのフィードバック調節やバソプレシンの働きも頻出です。

ペプチドホルモンとステロイドホルモンの違いについても理解しておきましょう。

ややこしいですが、1つ1つていねいに覚えるのが効果的な勉強法です。
問題傾向が多いので問題をたくさん解くのもおすすめです。

遺伝の問題はパターンを知ろう

遺伝の問題では様々な問題が出題されます。

単元も3つに渡り、幅広い範囲です。

  • PCRを用いた塩基配列の複製やハーディ・ワインベルグの法則はきちんと計算式が立てられるようにしておきましょう。
  • 胚乳形質についても計算のような問題に見えますが答えを覚えてしまえば回答できます。
  • 塩基を読み取って指定されるタンパク質を答える問題では、どちらからどちらに塩基が読まれているのかを理解することが大切です。

遺伝の問題は問題数をこなして慣れることがいちばんの勉強法です。

また塩基を読み取る問題から派生してくる組換え価を出す問題も頻出です。

問題や過去問では解説が短く、計算式も省略してある場合があるので基本がわかっていないと理解しにくい単元です。
『エクセル生物』や『旺文社 標準問題精講』の中で似た問題を探し、その解説から学びましょう。

『チャート式 生物』の中にも計算方法の詳しいやり方を解説したページがいくつかあります。

神経の問題は数をこなそう

神経の問題は交感神経、副交感神経の働きに加え、ニューロンの中をすすむ速さなどを求める問題も出されます。

神経の問題では見慣れないグラフが出てきたり、途中でシナプスが邪魔をするなど、一見解きにくい問題も多いです。

実際、神経の問題は難しいです。
ですがパターンは決まっています。

  • 背根・腹根はどちらか
  • 伝達されるスピードを求める計算
  • これな何神経か?
  • 伝達物質は何か?

この辺りは解けるようにしておきましょう。

神経分野は問題をたくさん解いて答えや解き方を覚える方法がいちばん効率的な勉強法です。

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高校生物の参考書を使った独学法まとめ

高校生物の勉強法は

  • たくさんの問題を解く
  • 全部覚える

これにつきます。

効率的に覚えるためには

  • よく出るところ
  • ポイント

を知ることが大切です。

また直前に赤本を解くのはお忘れなく。
センターも大学の試験もどちらも絶対です。解かなくては試験に負けてしまいますよ。

今回ご紹介した参考書をもう一度ご紹介します。

この4つの参考書を使えば、生物は独学でも100点を目指すことができます。

100点目指してがんばりましょう!