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【生物基礎】ホルモンの覚え方 絵を描いて問題を解こう

生物基礎でややこしいのが『ホルモン』のところですね。

ホルモンはどこから出てどんな働きをするのかを覚えておかないと問題がとけません。

表でがっつり覚えるのも1つの方法ですが、問題を解いて流れを覚えていくほうが文系の人には合っているかもしれませんね。

ホルモンと言っても、生物基礎の分野では「これとこれはセット」というホルモンが必ずありますので、「これが出てきたらこれかこれ!」と頭に浮かべばセンターは選択式ですから、簡単に解けるようになりますよ。

これから覚え方を説明していきますが、できれば説明を読みながらスケッチブックやノートに、説明内容を絵にしていってください。

ぼやっとした感じを視覚化することで頭に残りやすくなりますよ。

ノートの書き方はこちら↓

生物のまとめノートは簡単に短時間で完成

ホルモンの覚え方

ホルモンはたくさんたくさんありますが、まずは答えを選択できるようになりましょう。

そのためには、分泌される場所をまず覚えましょう。

その後、ホルモンの名前と結び付けていきます。

脳下垂体

脳下垂体はほんとうによく出ます。

脳にある下垂体という場所です。

大脳の下あたりの真ん中くらいに位置しています。

ここでの覚え方は、

後葉からはバソプレシン

まずこれだけ覚えておきましょう。

オキシトシンも後葉から出るんですが、テストに出るのは8割方バソプレシンです。

後葉からはバソプレシン。それ以外は前葉

この覚え方で十分です。

バソプレシンは別名「抗利尿ホルモン」というので、腎臓(集合管)での水分の再吸収を促進します。

つまり、バソプレシンでおしっこが減ります。

それはおしっことなるはずの水を体に戻す働きをするからです。

まとめると、

脳下垂体後葉は

  • バソプレシン
  • おしっこ減る(集合管で水の再吸収を促進するから)

 

よく出るので覚えましょう。

他の細かいところは余裕があったら覚えてみてください。

甲状腺

のどにあります。

甲状腺からはチロキシンが出ます。

チロキシンといえば、フィードバック調節。これは大事です。よく出ます。

脳下垂体前葉から「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」

視床下部から「甲状腺刺激ホルモン」

そして甲状腺から「チロキシン」

この3つがフィードバック調節によって制御されています。

甲状腺と言えばチロキシン。チロキシンといえばフィードバック調節です。

そして、『鳥の換羽』と出てきたらチロキシンです。

まとめると、

甲状腺は

  • チロキシン
  • フィードバック調節
  • 鳥の換羽

 

頻出です。覚えてくださいね。

副腎

副腎は何してるの?って言うと、主に血糖濃度の調節です。

まず、副腎には髄質と皮質があります。

副腎の周り(皮質)とその内側(髄質)ですね。

内側の髄質からは、アドレナリンが出ます

アドレナリンは自律神経系に働いて、体を活動的に動かす力があります。

心臓の拍動促進や、血圧を上昇させます。

体を起こすんですね。

さらには肝臓や筋肉に貯められているグリコーゲンをグルコースに変えます。

だって、体が動いているときはエネルギーを消費しますよね。

アドレナリンが出ると、活発に体が動くので、呼吸でたくさんのグルコースを消費します。

だから足りなくなったらグリコーゲンを分解するんです。

皮質からは糖質コルチコイド(コルチゾール)、鉱質コルチコイド(アルドステロン)が出ます。

糖質コルチコイドは、「糖」と付いているだけあって、グルコースを作ります。

ですが、グリコーゲンから作るのはアドレナリンの役割でしたね。

糖質コルチコイドは、タンパク質からグルコースを作ります

鉱質コルチコイドは、細尿管で働きます。

細尿管でナトリウムとカリウムが・・・という話が出てきたら、迷わず鉱質コルチコイドを選びます。

  • 副腎髄質⇨アドレナリン・・・グリコーゲンをグルコースに⇨血糖濃度上昇
  • 副腎皮質⇨糖質コルチコイド・・・タンパク質をグルコースに⇨血糖濃度上昇
  •      鉱質コルチコイド・・・細尿管でNa⁺の再吸収とK⁺の排出促進、
  •                 水分吸収促進⇨血糖濃度低下

 

鉱質コルチコイドだけ、血糖濃度を下げます。

生物基礎ではあまり出ませんが、医歯薬系を目指す生物を使う人は鉱質コルチコイドで血糖濃度が下がることは覚えておきましょう。

すい臓

すい臓のランゲルハンス島のA細胞・B細胞。

よく出るので覚えてください。

ランゲルハンス島

A細胞

B細胞

大事なことなので2回言いました(笑)

A細胞からは、グルカゴン。また血糖値ですね。血糖値を上昇させます。

B細胞からは、インスリン。血糖値ですね。低下させます。

気付きましたでしょうか?血糖値に関係するホルモンって、ほとんどが血糖値を上昇させるんです。

血糖値を下げるのは、

  • すい臓ランゲルハンス島B細胞のインスリン
  • 副腎皮質の鉱質コルチコイド

 

この2つだけです。

ほかにどんなホルモンが出てきたって、血糖値を下げるのはこの2つです。

この2つさえ覚えておけば、あとは「上昇」を選べばいいので楽勝です。

インスリンと鉱質コルチコイドは血糖値を下げる』。

これだけは覚えておいてください。

 

残りのホルモンは、あまり出ないので解説は割愛します。

副甲状腺ホルモン=パラトルモンは生物の分野で頻出です。

骨の中のカルシウムを血液中に放出するホルモンです。

骨とかカルシウムって出てきたら、パラトルモンと思って下さい。

あと、成長ホルモンはよく出ますね。

成長ホルモンは、脳下垂体前葉で、血糖値の上昇です。

そう、スタンダードな方ばかりを選べばOKです。

司令塔の視床下部からは「〇〇放出ホルモン」とか「〇〇放出抑制ホルモン」っていうのが放出されます。

こういうのが出てきたら、視床下部。という感じでOKです。

高校生物基礎で学ぶホルモンの表

ホルモンの表を載せておきます。

教科書などにあるのと同じだと思いますが、活用してみてください。

seibutu hito horumon

生物基礎【ホルモン】の問題

ちょっと難しいかもしれませんが、挑戦してみてください。

問題1

血液中のチロキシン濃度の低下を感知した間脳の一部である(ア)は放出ホルモンを分泌する。放出ホルモンは(イ)に作用し、(ウ)の分泌を促進することにより、甲状腺からのチロキシンの分泌を促進する。血液中のチロキシン濃度が上昇すると、放出ホルモンや(ウ)の分泌が低下する結果、チロキシンの分泌が抑制される。このよううな調節機構を(エ)という。

問題2

血中のグルコース濃度の上昇が、間脳の(ア)で感知されると(イ)神経を介してすい臓の(ウ)細胞が刺激される。その結果(ウ)細胞から(エ)が分泌される。またグルコースは直接(ウ)細胞を刺激することもできる。(エ)は肝臓におけるグルコースから(オ)の合成を促進する作用も持つ。

問題3

小腸で吸収されたグルコースは(ア)を経て肝臓に入り、一部は(イ)の形で肝臓に貯蔵される。貯蔵された(イ)は必要に応じてグルコースに分解され、血中に放出されて血糖値を一定に保つことに役立っている。この(イ)の分解反応は(ウ)から分泌される(エ)やすい臓のランゲルハンス島A細胞から分泌される(オ)の作用によって調節されている。

 

参考⇩

モルモン問題の答え

問題1 ア:視床下部 イ:脳下垂体前葉 ウ:甲状腺刺激ホルモン エ:フィードバック調節

問題2 ア:視床下部 イ:副交感 ウ:B(ランゲルハンス島B) エ:インスリン オ:グリコーゲン

問題3 ア:肝門脈 イ:グリコーゲン ウ:副腎髄質 エ:アドレナリン オ:グルカゴン

まとめ

文章に翻弄されやすいホルモンですが、仲間外れのホルモンを覚えておけば、ある程度解けるようになりますので頑張ってみてください。

生物や生物基礎は絵に描いてみると頭に入りやすいですよ。

 

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