進研ゼミ中学講座にはハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルの2つがあります。
ハイブリッドスタイルは、チャレンジタッチと言うタブレットを使った学習です。
2020年度からはAIスピーカーと言うLine cloverを利用したGoogleホームとかアレクサのような、聞けばなんでも答えてくれるロボットが付いてきます。
オリジナルスタイルは問題集と暗記用の冊子などの付録が届きます。
学校の勉強やテストは紙に書いてするものだし、暗記は紙に書いてなんぼと思って勉強してきた私達親世代にしっくりくる形です。
進研ゼミはハイブリッドスタイルを推しています。
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルの違いはなんなのでしょうか。
お子さんのタイプによっても選択が変わってくると思いますので、一緒に考えていきましょう。

Contents
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルで成績に差は出るの?
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルで成績に差が出るというよりは、その子の成績次第で選ぶと失敗がありません。
これはハイブリッドスタイル、オリジナルスタイルのメリットとデメリットを比べていくとよく分かります。
迷う場合はオリジナルスタイルからスタートしましょう。
入会から6か月経たないうちにハイブリッドスタイルからオリジナルスタイルに変えると、タブレット代金9900円を請求されてしまうからです。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイルのメリット・デメリット
- 場所を選ばず学習できる
- 学習計画が自動で作成される
- 授業動画を観ることができる
- リスニング対策が簡単にできる
- AIスピーカーに質問すれば辞書などを調べなくても答えが分かる
- 特に中1くらいの子はタブレットというだけでとっつきが良い
このように、ハイブリッドスタイルにはタブレットの利点を生かしたものから、中学生というまだ子供の感情を揺さぶって勉強へのやる気を引き出すしかけがたくさん散りばめられています。
またリスニング対策がしやすいというのは一番のメリットになります。
英語4技能が簡単に受講できるのもチャレンジタッチならでは。
最近の中学生は英検を積極的に取る傾向があるので、ハイブリッドスタイルのほうが英語学習にとても活躍してくれます。
また授業動画を簡単に見ることができるので、授業の予習にも使いやすいですね。
- てきとうにやって丸付けすれば答えをすぐに見ることができる
- 覚えたかどうか実感がわきにくい
答えをすぐに見ることができるというのはオリジナルスタイルも変わらないんですが、もう一度解きなおしをするまでに、全ての問題が終わらなければできないというブランクが発生するのもデメリットです。
数学などは特にできなかった問題はすぐに解きなおして頭に入れたほうが良いんですが、それがなかなかできにくい点でちょっとどうかなと思うところもあります。
英語の単語学習もできなかった単語は何度も書いて覚えた方がいいと思うんですけど、横にノートを置いていないとなかなかそれをしないので、そういうところもどうかなと思っています。
ハイブリッドスタイルのメリット・デメリットから考えると
- 英語学習に力を入れたい人
- 勉強までのハードルが高い人
- 成績が思わしくない人
は、ハイブリッドスタイルがおすすめです。
進研ゼミ中学講座 オリジナルスタイルのメリット・デメリット
- 学校の宿題と同じように勉強できる
- 学校の自主学習やテスト前にも持って行ける
- 昔ながらの書いて覚える手法が使える
- ちゃんと机に座って学習できる
オリジナルスタイルのメリットは、やはり『勉強している感』があるところです。
従来型の学習方法なので私達親もアドバイスしやすく、問題集をめくって見ればやっているかやっていないか分かるところも便利です。
親が子供の勉強に関わりたい、勉強をしっかり見たいと思っている場合は、オリジナルスタイルがおすすめです。
また、テストの時に暗記帳などを学校に持って行ってサッとみられるのは、中学生にとっての最大のメリットです。
- 英語のリスニング学習の際スマホやパソコンを開くひと手間がかかる
- 勉強までのハードルが高い
英語のリスニング学習をしようと思っても、パソコンを開くなどひと手間かかるので、タブレット学習に比べてハードルが高くなります。
これは授業動画も同じで、分からないなと思っても授業動画を開くのにひと手間かかるので、面倒になってやめてしまいがち。
予習に使うなら授業動画は見れた方がいいのかなと思います。
また「勉強だー」と思うとなかなかやらない子も多くいます。
オリジナルスタイルのメリット・デメリットから考えると
- 家庭学習の癖がついている人
- 学校や塾の授業だけで理解できている人
- 真面目な人
- 親が勉強に関わりたい人
は、オリジナルスタイルがおすすめです。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイル・オリジナルスタイル それぞれの使い方・進め方
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルでは、ちょっとだけ使い方と進め方が違ってきます。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイル
ハイブリッドスタイルは、ソファに座っていてもできます。
だから勉強したくなくても、なんとなくで勉強できます。
問題を解いていて分からないところや間違えたところは、右下の方に出てくる授業動画をクリックし、解説動画を観ます。
テスト前には問題の正誤を解析して苦手な分野を多く出題してくれますし、過去の問題傾向から通っている学校の定期テストによく出る範囲を選んで出題してくれます。
これで成績アップを狙います。
ただ、あまり頭に入っていないのにやった気になりやすいので、一緒に送られてくる紙の問題集も忘れずに解かなくてはいけません。
一緒に送られてくる紙の問題集は、半年ごとくらいにまとまっているので、無くしてしまったり忘れてしまったりしがちなのが欠点です。
1日約15分から20分の学習時間ですむため、難関校を目指す人にとっては学習時間がちょっと足りません。
難関校を目指す人は『進研ゼミエベレス』を併用したり、市販の教科書ワークや問題集を準備して追加で学習します。
進研ゼミ中学講座 オリジナルスタイル
順番に出てくるわけではなく問題がドンと目の前にある状態なので、解きたい問題から解くことができます。
例えば国語の問題だと、問3の漢字から解いて問1の読解に入っていくなど、テスト本番の時と同じ要領で学習を進めることができます。
でも自分で管理しないとやらずに貯めてしまいがちになるので、自己管理ができる子か、保護者の方がしっかり管理できる子じゃないと厳しいかなと思います。
1日15分から20分の学習で終わりますが、この進研ゼミオリジナルスタイルを使って、予習復習を別のノートにする方法も。
また社会などのまとめたいことは別冊で届いた付録などを見るとしっかり書かれているので、それをそのまま宿題のノートに利用することもできます。
タブレットに比べてノートに書くまでのハードルが低いので、まとめノートを作ったりなどの自主学習へつなげやすいメリットがあります。
このように、ハイブリッドスタイルは勉強が好きじゃなくてもなんとなく手に取りやすく、オリジナルスタイルは勉強したいと自分から思える子に向いている教材なんです。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイル・オリジナルスタイルの料金
進研ゼミ中学講座はハイブリッドスタイルもオリジナルスタイルも、同じ料金で受講できるところが最大のメリットです。
進研ゼミ中学講座 中一講座
- 1年一括支払い 5980円/月
- 半年一括支払い 6540円/月
- 毎月支払い 6980円/月
進研ゼミ中学講座 中二講座
- 1年一括支払い 6110円/月
- 半年一括支払い 6780円/月
- 毎月支払い 7190円/月
進研ゼミ中学講座 中三講座
- 1年一括支払い 6890円/月
- 半年一括支払い 7520円/月
- 毎月支払い 7980円/月
入会金は0円
タブレットは半年以内に退会またはコース変更の場合9900円請求されます。
半年以上継続すれば、タブレット代金は0円です。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイル・オリジナルスタイルのコース変更
ハイブリッドスタイルからオリジナルスタイル、オリジナルスタイルからハイブリッドスタイルへのコース変更は簡単にできます。
変更する場合は会員番号を用意してマイページから変更手続きをします。
変更したい前々月の25日までに連絡しましょう。
(9月からコース変更したい場合は7月25日までに連絡します)
ハイブリッドスタイルからオリジナルスタイルへ変更する場合は、入会して6か月以上たっていないとタブレット代金9900円がかかります。
4月入会の場合、10月以降のコース変更ならお金がかかりません。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイルを退会するときの注意点
進研ゼミ中学講座を退会するときは、電話をします。(0120-929-100、042-679-8565・9時~21時)
退会連絡はWEBではできません。
退会したい月号の前々月の25日までに連絡します。
9月号から退会したい場合は7月25日までに連絡しましょう。
年間一括支払いをしていても、月計算で計算しなおして、余分なお金はすべて返金してくれます。
ハイブリッドスタイルの場合、入会して6か月以上たっていないとタブレット代金9900円がかかります。
4月入会の場合、10月以降の退会ならお金がかかりません。
退会後、タブレットを捨ててしまうと再入会の際タブレット代がかかります。
半年以上受講してもタブレットはもらえません。
一応、高校卒業までタブレットは捨てないでとっておきましょう。
進研ゼミ中学講座 ハイブリッドスタイルとオリジナルスタイル どっちを選ぶ? まとめ
進研ゼミ中学講座は、ハイブリッドスタイルの方が軽い感じで学習できます。
オリジナルスタイルは本気で学習する感じになります。
多くの中学生は楽して勉強したいと思っているので、ハイブリッドスタイルの方が喜びます。
中1の4月入会の時点でのハイブリッドスタイル、オリジナルスタイルの割合は1:1。
半々なんですね。
最初にハイブリッドスタイルで始めて、子供からの要望でオリジナルスタイルに変更する方もいるし、オリジナルスタイルだと教材を貯めてしまってやらないということで、ハイブリッドスタイルに変更する人もいます。
コース変更はすぐにできるので、とりあえず試しにやってみても。
ハイブリッドスタイルに関しては、進研ゼミ中学講座のHPでどんな感じなのか動画で確認できます。
オリジナルスタイルに関しても、進研ゼミ中学講座のHPのPDFファイルで確認できますし、資料請求すればお試し教材が送られてくるので体験もできますよ。
私個人の意見としては、
- 難関校を目指すならオリジナルスタイル
- 中堅を目指すならハイブリッドスタイル
がおすすめかなと思っています。
お子さんの性格や部活などの日々の忙しさなどを考慮して選んでみてくださいね。

中学で成績が良くても
中学で20番以内で地域で1番の進学校の高校に入れても
たくさんの中学校の30番以内の子が集まって300人になると
とたんに200番になる。
そして「勉強ができない」という立ち位置で過ごしていかなくてはならない高校生活は
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