国公立大学受験に英検は必ずいるのでしょうか?
英検を持っていないと受けれない大学ってあるのでしょうか?
結論から言うと、国公立大学の受験には英検はほとんどいりません。
ですが現在では国公立大学のうち21校が英検による加点を実施、うち9校は英検準1級以上で満点加点となります。
満点加点ってすごくないですか?
英語の試験を受けなくても最初から英語は満点と決まっているんです。
これは試験へのプレッシャーも減って嬉しい制度ですよね。
また英検を持っていないと受けれない大学というのは現在はありません。
ただ、私立総合型選抜では英検を利用した出願ができる方式もありますので、英検を持っていると選択肢の幅が広がるのは間違いありません。
この記事では国公立大学の受験に英検がいることについてと、英検を持っていないと受けれない大学について詳しくご紹介していきます。
国公立大学受験に英検はいるの?
国公立大学の受験に英検は必ずしもいるものではありません。
ですが、国公立大学の内21校は英検を持っていると英語の点数に加点してもらえます。
加点は個別テストの点数に5点してもらえたり、共通テストの英語の点数が満点になったりと、英検を持っていることで得をするようになっています。
英検による点数の加点がある大学は河合塾のこちらのHPで確認できます。
また共通テストの英語の点数が満点になるのは、準1級を持っているという条件付きですが、
- 秋田大学
- 東京藝術大学
- 広島大学
- 長崎大学
- 宮崎大学
- 鹿児島大学
これら9校では英検準1級を持っていれば共通テストの英語の点数が満点となります。
もしこの9校を受験する可能性があるのなら、早めに英検にチャレンジして準1級を取っておきましょう。
またこれ以外の大学ではまだ英検利用については言及されていませんが、これから先、英検利用の大学が増えてくる可能性も十分にありますので英検を取っておいて損はないことはたしかです。
英検を持っていないと受けれない国公立大学はココ
英検を持っていないと受けれない大学はありません。
ですが『英語外部利用入試』を導入している私立大学は多く、有名どころでは中央大学や法政大学などでも英検の持っている級と取得時のスコアから点数化され、英語受験なしで試験を受けれるところもあります。
高3になる前に英検をとれているなら、こういった英語外部利用入試を利用すれば、他の科目に勉強時間を割くことができるので、実力よりも少し上の偏差値の学校に入学することも可能になります。
大学受験は学校ごとに方式も受験科目も配点も違ってきますので、スタディサプリ などのHPから大学の入学案内や入学者選抜要項を請求をして志望大学の入試傾向を調べてみてくださいね。
英検は持っていて損はない
英検と言えば2級を持っていれば高校入試に、準1級を持っていれば大学入試に役に立つという理由で取得する人も多いですが、英検は就職活動の時にも役に立ってくれます。
履歴書の資格欄が空欄にならずに済みますし、高い級を持っていればいるほど望めば英語の能力を生かした仕事にも就きやすいです。
また大手に入社する場合は共用語が英語と言う会社だってありますから、そういった英語必須の会社を英語ができないからと言う理由で排除しなくてもよくなるというメリットもあります。
私たちは英語と聞くと勉強の1つというとらえ方となりますが、社会に出ると英語は言語であり言葉であり、英語をしゃべる国の人と話をするためのツールの一つにすぎません。
学校では5教科を重点的に習いますが、その中でもこんなに現実で役に立つ教科は英語くらいしかないのではないでしょうか。
職種によっては数学や社会、理科なども大いに役に立ちますが、リアルに使う場面に多くの人が遭遇するのはやはり英語です。
また英語が喋れるという自信があれば、海外旅行だってまったく物おじせずに行くこともできますし、英語はできて損はありません。
英語に限っては大人になってからも学びたいと思っている人も多く、勉強をずっと続けている人も多いです。
ですから頭の柔らかい高校生のうちにできるだけたくさん学習をして英語力、英会話力を身に着けておくと
きっと将来、高校生の自分よくやった!と思う日がやってくるはずです。
英検の効率的な学習の仕方
英検2級は高校卒業程度の学力で取得できるので、大学受験勉強の中で知識が身についてきているはずです。
高校1年生、2年生でまだ範囲の終わっていない人は手元にある参考書で学習して単語を覚えましょう。
単語を覚えるのは英検でる単2級がおすすめですが、手元にある単語帳を使っても同じですので好きな方を使ってください。
とりあえずどのくらいの実力があるのか、過去問を英検の公式HPでダウンロードしてやってみましょう。
そしてできなかったところは教科書や参考書を使って復習すれば点数が取れるようになりますよ。
まだ高1の最初で文法が追いついていない・・・と言う人やちゃんと英検の勉強がしたい!と言う人は、旺文社の英検対策問題集とCDがひとつに【旺文社 英検ネットドリル】や、スタディサプリを使って学習すると分かりやすいと思います。
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おすすめポイント | 英検対策に特化したアプリ | 学校の授業にも使えて塾の代わりになる |
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学校の教材を使うのが一番安上がりですし、あまり問題集を増やしても男子は特に見るだけで嫌になりがちなのであまりおすすめしませんが
もし何か購入するならこういったネット対策ドリルを活用すれば、場所も取らないしリスニングも対策しやすいのでおすすめです。
英検はできるだけ取得しよう
英検は持っていて意味ないなんてことはありません。
大学受験で加点されることももちろんですが、準1級以上を持っていれば勉強を頑張った証として就活でもアピールできるポイントになりますし
履歴書の資格の欄に何も書くことがないという状態を回避することもできます。
すでに日本にもたくさんの外国の方が訪れるようになっていますし、観光地では英語が喋れるのが当たり前の世界にもなってきます。
外国から来た人は海外の地で母国語を聞くととても安心しますし、母国語をしゃべってくれる人というだけで信頼感が高まるものなんですよね。
もし海外の人と一緒に仕事をする機会があって、まったく英語が喋れないより、英語が少しでも喋れた方が先方の信頼を獲得できるのは間違いありません。
堅苦しく考える必要はありませんが、コミュニケーションツールの一つとして英語ができるということは自分にとってもメリットとなりますので、ぜひ勉強しておいてくださいね。
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