中学生にはスマホはまだいらないのでは?と考えているおうちの方もいらっしゃると思います。
実際、私の数少ないママ友の中にも子どもが中学生の間はスマホを持たせていなかったという方が2人います。
その2人に実際に会って
- 本当に中学生にスマホはいらないのか
- 中学生にスマホを持たせない親の心理
を聞いてみましたので参考にしてみてください。
中学生にスマホはいらない?スマホは必要か?
中学生にスマホはいらないのでしょうか?
我が家の息子たち2人は中学生活を過ごし、現在高校生になっていますが、結論から言うとスマホは必要でした。
なぜ必要だったかというと
- クラス委員長が先生からの連絡網をクラスLINEで回すようになった
- 部活のあるなし連絡も部長が部内LINEで回すようになった
- 友達との約束はすべてLINEで行われた
というのが理由です。
そして、中1の最初は私もスマホはいらないんじゃないか?どうしようかな?と思ってスマホを持たせていなかったのですが
連絡網の順番が前のおうちの方から
連絡網を電話で回さなきゃいけないのは息子君だけなのでLINE登録してもらえませんか?
と言われてしまったんですよね(あの時の衝撃は忘れないしそれもまだ4月)
うちの子はテニス部だったんですが、確かに朝6時から試合のあるなしを電話で連絡するのはちょっとしんどい人にはしんどかったかもしれません。
私が必ず電話に出るかどうかも分からないですしね・・・
それよりLINEで全員に一斉に連絡して、既読の数を数える方が効率的です。
そりゃそうです。
ということで、中学生にスマホはいらないなんてことはなく、必要なので持たせてあげてください。
よろしくお願いします。
スマホ持ってない中学生あるあるとは?
スマホを持ってない中学生あるあるとしては
- 子ども同士で連絡が取りにくい
- 意図しない仲間外れや孤立の原因になることもある
- 非常時に連絡が取れない
といったことが挙げられます。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので読んでみてください。
中学生にもなってスマホを持っていないといじめにあう?
中学生になってスマホを持っていないからと言って直接いじめにつながることはないとは思います。
ですが「スマホ持ってないから知らないよなー」と言われたり、スマホが無かったから「みんなで〇〇行った」という情報を知らなかったり誘われなかったりは出てくるかもしれませんというか必ず出てきます。
またスマホを持っていない子のお母さんに限って、子ども側から見て厳しめの怖い感じのお母さんだったりするので、家に電話するのも緊張してできない・・・という事情もあるとかないとか。
被害妄想を感じやすい子だといじめと思ってしまうかもしれません。
また女の子は特に、これを機に「仲間外れ」になりやすい状況が出来上がりやすいので要注意です。
スマホを持たせない親の心理とは?
スマホを持たせない親の心理は
- ネットの危険に子どもをさらしたくない
- スマホのし過ぎで勉強をしなくなるのは良くない
という2つが大きな理由です。
細かく分けるともっとあるかもしれませんが、どの親でも根底にあるのはこの2つです。
スマホは親世代も20代かそれ以前から使っていますから、どんなリスクがあってどんな楽しさがあるかはよく分かっています。
だからこそ、子どもがネットが原因の事故や事件に巻き込まれないように、ゲームの課金をしすぎたり、ネット依存などにならないようにとわが身や夫の様子を振り返って考えてしまうんです。
さらにスマホは始めると楽しくてなかなかやめられないのも分かっているので、一度、スマホを持たせると勉強しなくなるだろうなというのは容易に想像できます。
高校受験を控えた中学生にスマホを持たせるのは嫌だなぁというのが、スマホを持たせない親の心理なんですよね。
スマホを持ってない中学生の割合は?
スマホを持っていない中学生の割合は、中学2年生の時点で2割を下回ると言われています。
スマホを持っている子が8割を超えるということです。
35人のクラスだったら5人くらい持ってない子がいて、残りの30人は持っているということになりますね。
中3になるとスマホ所持率は9割を超えますから、学年が上がるにつれてスマホの所持率が上がってきます。
スマホ所持率について詳しくはこちらの記事に書いていますので、読んでみてくださいね。
スマホを買ってもらえない人の特徴
スマホを買ってもらえない人にはどんな特徴があるのでしょうか?
これは我が家の息子たちの周りにいるスマホを買ってもらえない人ってこんな人という特徴を挙げていきますね。
この3つです。
親が厳しい
親のしつけが厳しかったり、スマホに対するいいイメージを持っていない場合、スマホを買ってもらえません。
また家庭の中で独自のルールがある場合もスマホを買ってもらえないことがあります。
長男や長女など一番上の子
長男や長女など、一番上の子は、おうちの方が「ちょっと中学生活の様子を見てからにしよう」「周りの子がどのくらい持っているのか確かめてからにしよう」と、いったん足踏みをすることがあります。
それが原因でスマホの購入が遅くなります。
経済的に苦しい
家が経済的に苦しい場合、格安simで契約したとしても月1,000円、機種代と合わせて月3,000円だったとしても苦しいという方も実際にいます。
お子さんが自分でバイトをして稼げるようになる高校生まではスマホを持つことができません。
スマホを買ってもらえないことはストレスになる?
スマホを買ってもらえないことは多くのお子さんにとってストレスになるでしょう。
中学生は小中高の中でも一番難しい年ごろで、また自分というアイデンティティを確立していくうえで、他人から見た自分、自分から見た他人を意識していく段階です。
つまりは他者からの評価をとくに気にするお年頃なんですよね。
そんなお年頃に「みんなと一緒になれない」ことは、結構なストレスとなります。
また周りより優れたところを見つけて自己肯定感をアップさせる時期に、物理的な理由で自己肯定感が下がる、周りに劣るという事象は、多かれ少なかれ中学校という集団の中では不利になります。
それが良いのか悪いのかは別として、社会に出て必要になる「対人関係能力」「コミュニケーション能力」は、こういった中でも身についていくものなので
その土俵にも立たせてもらえないというのは、結構なストレスになることは間違いないでしょう。
中学生にスマホはいらない? まとめ
中学生にスマホはいらないとは思いません。
ですが勉強の邪魔になるのは確かです。
まだ誰も確立できていませんが、スマホと生活をうまく両立する方法を見つけていきたいですね。
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