中学ポピーにはハイレベルワークはありません。
ポピーは、内申点をとって推薦を狙ったり、公立高校受験までの基礎力アップには十分通用する教材です。
通常のコースよりもハイレベルのコースがある大手通信教育は、
- 進研ゼミ
- Z会
- スマイルゼミ
の3社です。
有名私立高校を受験したいなど、教科書の範囲を超えた力をつけたい人はポピーではない教材を選びましょう。
ポピーの資料請求はこちら⇨月刊教材ポピー
Contents
公立狙いならポピーだけで高校受験できる?
公立狙いなら学力が維持されている間、中3の夏くらいまではポピーだけで大丈夫です。
ポピーは「学校の授業に合わせて勉強できる」ところが強みです。
ですから高校受験までポピーだけでというのは正直なところ難しいです。
というよりも、ポピーだけで高校受験をしようとする人が少ないので前例が見つかりません。
多くの中学生は遅くても中3の夏にはほとんどの子が塾へ通います。
周りが行っているからという理由もありますが、受験情報の入手、学力の底上げのために通います。
学校での成績上位の子は5教科塾通いという子が多く、プラスで通信教育を受講しているパターンが多いです。
子供はどうしても家だけでの学習だと、勉強時間が短くなります。
また塾の先生のような、上手にやる気を出してくれたり成績が下がったら怒ってくれたりする親以外の存在は、子どもにとってとても大きいからです。
どうしても通信教育だけで高校受験をしたい、塾へ行くお金がない・・・という場合にはスタディサプリ個別指導コースとポピーの併用をおすすめします。
スタディサプリ個別指導コースは1か月1万円で、ネットによる個別指導を行ってくれます。
他に併用している教材や、部活・習い事の用事なども全部合わせて学習スケジュールを立てて、志望校へ合格へ導いてくれます。
ポピーだけに足りないのは入試までの「個別学習スケジュール」なんです。
ここだけは自力ではなかなか難しいものです。
スタディサプリと併用すると、デメリットが補えて塾なし高校受験も可能になります。
スタディサプリ個別指導コースについてはこちらの記事をご覧ください↓
中学ポピーの評判
中学ポピーの評判っていいものばかり出てくるんですけど、本当のところはどうだろう?と思って調べてみました。
中学ポピーの悪い評判
・家庭学習の習慣がついている子向きの教材。家庭学習の習慣がない子は取るだけでやらないこともある。
・親の関わりが少し必要
・タブレット教材が無い
中学ポピーはタブレット教材がないので、従来の通信教育のデメリットである「自主性や親のサポートがないと続かない」をそのまま引き継いでしまっています。
それさえクリアできれば内容的には何も問題なく、むしろ定期テスト対策には最も充実した内容となっています。
良い評判
ポピーの良い評判はたくさん聞かれます。
・定期テストではポピーのおかげでいつも上位。時々100点も取れています。
・部活で忙しくてもポピーをやれば定期テストでは必ず80点以上をとる事ができます。
・苦手な教科も、分かりやすい説明で高得点がとれました。
・授業の進み方に合っているので勉強しやすいです。
・今分からないところや、今、やっている所の問題が届くので、予習や復習になります。
・授業動画が分かりやすいです。
・分からないところが質問できるところがいいです。
など、ポピーはべた褒めです。
授業通りに教材が進むというのは、他の通信教育ではなかなかありません。
他の通信教育では「あなたのレベルに合わせた学習」をうたっているところが多いのですが、ポピーは「学校の授業に合わせた学習」なので、定期テストの勉強がしやすいのが特徴なんですね。
内申点をアップするには最適な教材と言えます。
ポピーの資料請求はこちら⇨月刊教材ポピー
中高一貫などの私立中学でもポピーの受講はできる?
残念ながら、中高一貫校に沿った内容の教材はありません。
中高一貫校向けの教材があるのは
- 進研ゼミ中学講座
- Z会中学講座
です。
⇨中高一貫校向けの記事追加予定
ポピー中学生向け講座の使い方
中学ポピーは主に復習に使うと効果がアップします。
その日に授業で習った内容を「FRESTA」という教材で、同じ単元のところを問題を解きます。
定期テスト前には「定期テスト対策 予想問題集」を解きます。
テストと同じような問題が出題されているので、定期テストでの点数がとても取りやすくなります。
中学3年生になったら、「合格への入試対策」も解き始めて入試への準備をすすめます。
時期になると教材が届くので、自分で計画的に進めていきましょう。
自分ではなかなか意志が弱く始められない人は、保護者の方に予定を組んでもらいましょう。
ハイレベルならZ会・進研ゼミがおすすめ
ポピーは内申点アップには右に出る教材が無いくらい充実しています。
ですが、偏差値の高い私立高校を目指す人にとってはちょっと物足りません。
またずば抜けてレベルの高い公立高校を目指す人にも、ちょっと物足りません。
偏差値70前後の高いレベルを目指す人にはZ会がおすすめです。
偏差値65前後なら進研ゼミでも。
Z会はレベルの低い人が受講するとついていけないくらい難問がそろっています。
まさに高学歴にターゲットを絞った教材です。
進研ゼミは志望校に合わせたレベルの問題が出題されます。
またタブレット形式での受講なら得意・不得意をタブレットが学習して問題を出題してくれるなどのサービスも充実しているため、教科書レベルをはみ出した学習も可能です。
通信教育教材についての比較はこちらの記事で詳しく書いています↓
料金
中学ポピーは
中学1年生 4,686円
中学2年生 4,787円
中学3年生 4,990円
です。
進研ゼミなどに比べると2,000円以上安い値段です。
教材も充実していてサポートもばっちり。
タブレットじゃないからちょっと安い、そんな感じですね。
まとめ
ポピーの中学生向け通信教育講座には、ハイレベルワークはありませんでした。
しかし内申点をとるなら、中学ポピーは素晴らしい教材です。
ただ、入試に向けてポピーだけでいいかというとちょっと不安が残ります。
どうしても自宅で高校受験がしたいなら、地元の塾で行われている模擬試験を積極的に受けるなどの活動が必要になります。
そこで合格ラインはどのくらいなのか、今どの位置にいるのか、これからの対策は?など、もろもろのことを保護者がやらなくてはいけなくなります。
そうなるよりも、3年生の秋までには塾へ通うことをおすすめします。
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