中学生の塾代がきついし高いと感じている人は多いのではないでしょうか。
でも少しでも子どもの希望に叶うような学校へ入学させてあげようと思うと、やっぱり塾が必要なのかなぁと考えてしまいます。
この記事では2人の息子の高校受験を終えた母である私が
- 塾選びの際に調べた中学生向けの塾の料金の一般的な平均
- 集団塾の大手、地元塾、個別指導塾などの料金の比較
- 塾代がきついときの対処法
など、中学生の保護者が塾代がきついときに考えることについてご紹介していきます。
勉強をするなら塾へ行くというのはもう今や昔の話です。
今では
といった、家にいても塾と同じクオリティで学習できるような仕組みがたくさんできています。
(私は問題演習がしっかりできる進研ゼミ中学講座をおすすめしています)
塾へ行っても自立型学習という名のタブレット学習を一人でさせられ、隣で先生が見ているだけという塾もあるくらいです。
それなら自宅で保護者ができるかぎり学習時間を確保するように気を配りながら進研ゼミをやった方が料金も安いし通塾の必要もなくて楽なのではないでしょうか?
我が家の次男も進研ゼミ中学講座だけで偏差値65の高校に合格できました。
塾代がきついと感じるなら月8,000円で9教科履修できる進研ゼミや月3,000円で5教科の授業が受けられる東進オンライン学校も選択肢に入れてみませんか?
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
→進研ゼミ中学講座はこちらから
→東進オンライン学校はこちらから

中学生の塾代がきつい・払えない・家計を圧迫している時の対処法
中学生の塾代がきつい場合は塾をやめましょう。
最近ではオンラインの学習環境がかなり整えられたので、無理して塾へ通わなくてもリーズナブルな価格で塾と同じクオリティの学習環境を準備することができるようになりました。
通信教育、オンライン塾、オンライン家庭教師、無料のYouTube動画など色んな選択肢がありますが、中でも私がおすすめするのは進研ゼミ中学講座です。
我が家の次男も進研ゼミだけで高校受験をして偏差値65の高校に合格できたのでイチオシなんですが、塾に行かなくてもこんなに充実したコンテンツで学習できるのかと驚きました。
料金も9教科全部受講して1か月6,400円~という、塾代に比べると半分以下の料金で受講できます。
これでも高いという方は、z会なら1教科受講で2,000円~、ポピーという教材なら9教科受講で4,750円~受講できます。
教育費はいくらでも安くすることができるので、塾をやめて通信教育に乗り換えてしまいましょう。
とはいえ先生に教えてもらう方が良いのに・・・という方にはオンライン塾をおすすめします。
東進オンライン学校なら月3,000円~受講できますし、オンライン家庭教師Wamなら月7,400円~受講できます。
上手に探せばいろんな節約方法がありますので、資料請求などをして検討してみてくださいね。
私の周りには進研ゼミ中学講座だけで高校受験に合格したという人がちらほら何人かいるので、実績もありますし信頼できるので進研ゼミをおすすめしています。

また、通信教育の料金や内容を比較するならこちらの記事もごらんください。

中学生の塾代の平均はどのくらい?月謝の相場と集団と個別で比較
中学生の塾代の平均をお伝えしますが、これは私の知りうる限り、地域性がかなりあります。
例えば東京に住んでいる人と私のように愛媛の田舎に住んでいる人では、東京の方が高くなる傾向があるように思います。
集団塾(例:東進ハイスクール) | 個別指導塾(例:明光義塾) | |
入塾金 | 32,400円(1回のみ) | なし |
授業料 | 約18,900円(※)/月 | 約15,400円/月 |
担任指導費・教室維持費 | 32,400円/年 | 2,000円 |
模試代 | 10,000円/年 | 15,000円/年 |
テキスト代 | 2,100円/1教科 | 6,500円/年 |
東進ハイスクールの金額は1教科のみ受講した場合です。
また月額で書きましたが、実際は20コマで98,000円なので、お子さんが1か月にどのくらいのペースで授業を受けるかによっても月額は変わってきます。
ハイペースで授業を受け、たとえば2か月で20コマをコンプリートし、テストを受けて上の学年の授業が受けられることになったとしたら
その分、学習は早く進んで学習面では有利になりますが、お金はどんどんかかっていきます。
明光義塾に関しても1教科週1回の場合の授業料です。
教科数や通う日数が増えれば料金が上がりますし、夏期講習や冬期講習、テスト前対策などの授業は追加でお金がかかります。
この2つを比べる限りでは、どっちが安いのかはよく分かりませんし、お子さんの学習進度と頻度によると言えます。
塾ごとの料金表
大手の塾の1か月あたりの授業料を比較して料金表にしてみましょう。
テレビCMでよく見かける塾をピックアップしました。
料金 | 授業形態 | |
個別指導塾スタンダード | 2,270円/1コマ | 個別 |
第一ゼミナール | 1万円/1教科・1か月 | 集団・個別 |
森塾 | 10,800円/月(月3回) | 個別 |
創英ゼミナール | 6,000円/月(週1回) | 個別 |
明光義塾 | 15,400円/月(週1回) | 個別 |
東進ハイスクール | 18,900円/月(週1回の場合) | 映像 |
このように、月ごとの回数、授業数などによる料金設定は様々です。
一見安く見える塾でも、月で換算するとおおよそどこの塾でも同じくらいの料金がかかるようにできています。
また月単価の安い塾は夏期講習や定期テスト対策などの授業料が別途発生するところも多いです。
家の近所や通学路にある塾で料金を比較する際には、「いつどんな時に料金が発生するのか?」をしっかり聴きとって比べないと、本来かかるお金がどのくらいなのかが分からなくなってしまいます。
料金を確認するときは下のチェックリストを使ってみてくださいね。
- 入塾金
- 授業料
- テキスト代
- その他維持費など
- 夏期講習代
- 定期テスト対策
- 英語検定や漢字検定
- 模試
これらのお金が含まれているのか、含まれていないのかを確認しましょう。
夏前になっていきなり「何コマとりますか?」と聞かれたり、定期テスト対策は別料金ですと言われてびっくりすることも多いので気をつけておいてください。
塾代を比較する際は、月ごとよりも年間料金で比較すると分かりやすいですよ。
中3の塾代の平均は?3万円がボリュームゾーン
中3の時点での塾代の平均は1か月約3万円がボリュームゾーンとなっています。
夏期講習代やテキスト代などを合わせて、年間で40万円~50万円です。
中1、中2と比べると1回の授業料が少し高くなり、模試の回数も増えて講習代も高くなります。
塾によっては夏期講習の授業回数をたくさん取らされて、8月の塾代だけで20万円近いというところもあるようです。
塾を選ぶ際はそこまでの学習が必要なのかどうかを考えて、どんな形式の授業をする塾なのか?を調べて入るようにしましょう。
お金をかければ必ずしも成績が上がるわけではありませんので注意してくださいね。
失敗しない塾の選び方
中学生の塾選びで失敗しないためには何に気をつけたらいいのでしょうか。
塾選びのポイントを見ていきましょう。
先生の雰囲気・得意な教科
個別指導塾では特に、先生にも得意な教科と不得意な教科があります。
習いたい教科が得意な先生のいる塾にしましょう。
また先生との相性も非常に重要なので、行ってみて雰囲気が自分とは合わないなと思ったらその個別指導塾はやめて他の塾を探しましょう。
料金
塾によって値段の違いも大きいので、家計に見合った料金の塾を選びましょう。
また新学期の始まる時期なら入塾金無料のところもあるので、タウン情報誌などでお得に入れる塾を探すのも1つの方法です。
塾の場所
通うのに便利な場所を選びましょう。
学校と言えの間にある塾の方がお子さんの負担にもなりにくいですし、送迎の負担も減るのでおすすめです。
電車やバスを乗り継いでいくような場所では、交通の便がいいところを選ぶようにしましょう。
中学生の塾は帰りが夜10時と遅くなりますので、通り道が暗くないところ、繁華街から離れているところ、目隠しになる公園など物騒な場所が近くにない塾を男女ともに選んでください。
時間
どのくらいの時間、授業が受けられるのか、自習をしに行ってもいいのかなど、お子さんの生活リズムにあった塾を選ぶようにしましょう。
時間が生活リズムに合わない塾は、最初は良くても疲れてくると負担になってしまいます。
部活との兼ね合いなども考えて選びましょう。
使っている教材
その塾で使っている教材も重要です。
教材を提供してくれているのか、学校の教材を使うのかによってもかかるお金も違いますし、授業内容も変わってきます。
また使っている教材のレベルも確認しておきましょう。
合格実績
その塾からどの学校へ合格した子がいるのか?は重要な目安になります。
自分の志望校へ合格した先輩がいるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。
在籍している子のレベル
在籍している子のレベルが低すぎても高すぎてもよくありません。
個別指導だから大丈夫でしょう?と思いがちかもしれませんが、レベルの低い子ばかりの中にレベルの高い子が入ると先生がそのレべルの問題に慣れていなくて解くのに時間がかかることもあります。
またレベルの高い子ばかりの中にレベルの低い子が入ると、その塾の生徒同士のつながりによっては先生が忙しいから私が教えてあげるという事象が発生し、先生に教えてもらわずに子供同士で教えあって帰ってくるという現象も起きます。
子供同士で教えあっていてもそれはそれで別に構わないのですが、個別指導塾の料金ってそんなに安くないんです。
だから子供同士で教えあって分かっても、それではお金を払っている意味がないと思うんですよね。
ちょうどいいレベルの子がそろっている塾を探しましょう。
合格実績を見るとおおよそのレベルが分かります。
塾代がもったいないほど成績が伸びないとき
あまりにも成績が伸びなかったり、塾をさぼりがちな様子を見ると、塾代がもったいないと思うことも出てきます。
せっかくお金を払って塾に行かせているのに成績が伸びないのでは、お金がもったいないしこちらの気持ちも考えてほしくなりますよね。
とはいえ、塾に行くだけでは成績は伸びないんです。
塾へ行くのに大切なのは
- 分からないところを分からないと言えるか
- 小学校の基礎を理解できているか
- 家で勉強しているか
この3点はとても大事です。
成績が伸びない子に限って言うと、小学校の勉強ができていない子がたくさんいます。
中学校の塾では中学校の内容を重点的に習いますし、大学生のアルバイトの先生がいる個別指導塾では小学校の内容から効率的に学習を追いつくよう指導してくれるところは非常にまれです。
勉強ができない、うちの子はあほだと思っている家庭の方は、ちょっと進研ゼミを見てみてほしいのです。
まさかうちの子が進研ゼミなんて・・・って思いましたよね?
絶対思いましたよね?
いやこれ、むしろ進研ゼミをやらなきゃダメなんですよ。小学校の範囲から。
進研ゼミなら小学校の範囲から、しかも分からないところをAIが探り当ててくれて、ここからやったらいいよ!と示してくれる機能があるんです。
だから塾のバイトの先生がそれを見つけるよりも早く、お子さんの弱点が分かりますし、なにしろプロ講師の解説授業も映像で観れるし、分からなかったらすぐ答えを見てもう一回解くこともできるので
塾で成績が伸びないなら進研ゼミやるしかないんです。
これは本当。
うちの子あほだから偏差値60の学校行きたいなんて言ってるけど自分の実力見てからに(文字数)
ってなっている家庭の方、偏差値60に行きたいとお子さんが言うなら進研ゼミで小学校の復習からやりましょう。
これは絶対。小学校から。問答無用(笑)
進研ゼミ中学講座についてはこちらの記事で詳しく説明しているので読んでいってください。
塾辞めてもいいので進研ゼミやってください。(もし塾をやめるなら親が強制してでも絶対やってください)


主婦のパート代は塾代に消える
主婦のパート代は扶養内なら4万円~8万円のおうちが多いですよね。
そうなると、月3万円の塾代と定期テスト講習、夏期講習など合わせると年間で50万以上塾代として消えていってしまいます。(もっと多い人もたくさんいます)
子どもの塾代のためにパートをしているようなもんだ、と言われるのはそのためです。
みんなが行っているから、みんながそうしているから塾へ行かせよう、そう考える前に、自分の家計と子どもの志望校、そして塾へ行く以外の選択肢も考慮してみてください。
そして塾へ行かせるならどんな塾がいいのかをよく考えてみましょう。

そもそも中学生は塾へ行くべきか?
私は中学生は塾へ行くべきか?と言われると、Noと答えます。
べきではありません。
行ったら成績が伸びるかもしれませんし、塾へ行くことで勉強へのモチベーションが上がって成績が伸びる子が多いのも事実だからです。
かといって、べきかというとそうではありませんし、通信教育やオンライン塾で学習をする方法もあります。
どんな方法を取ったとしても、学習さえきっちり続けていれば志望校に合格することは可能です。
どんな教材もそれだけの力のある教材ばかりです。
ですからお子さんがどんな環境が一番勉強しやすいのか、それを見極めて、塾がいいのか家庭学習がいいのか、オンライン塾も試してみると良いのかを考えてみると良いのではないでしょうか。

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