中学生になったら塾へ行くお友達も増えてきますが、中学生は塾へ行くべきなのか?というと、「べき」に対する答えはNOです。
でも塾へ行った方が成績が上がる子やいい成績を維持できる子が多いので、塾へ行きたいなら行った方が良いよと私は答えます。
我が家は息子が2人高校受験を終えましたが、上の子は英語だけ塾へ行き、下の子は進研ゼミだけで高校受験をしました。
下の子が塾へ行かなかった理由は塾へ行きたくないと言ったからです。
この記事では中学生は塾へ行くべきかどうか?を経験者の目線からお伝えしつつ、費用やテスト対策の内容、塾へ行きたくないと言ったときの対策法などをご紹介します。
塾に行っているけど英語しか通っていない、数学しか通っていないから他の科目の成績がいまいちで・・・と思っていませんか?
それは塾で習っている科目は「学校の勉強+塾の勉強」で2倍になっていますが、塾へ通っていない科目は「学校の勉強+自分での勉強」で1.5倍くらいの時間しか確保できていないからなんです。
もっとお金をかけられたら…と思うと、ちょっと悔しい気持ちになったりもしますよね。
実はこのジレンマを補うために、塾と進研ゼミ中学講座の両方を利用している人もたくさんいるんですよ。
9教科すべて受講しても1か月1万円弱で受講できる進研ゼミをうまく利用してみませんか?
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また時期によっては1か月お試しできる期間も。
ぜひ見てみてくださいね。
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中学生は塾へ行くべきか?
中学生は塾へ行くべきかどうか?
「べき」かと言われるとNOですが、行きたいなら行った方が良いですし、行きたくないなと思うような塾は行かない方が良いです。
行きたいなと思う塾は
- 先生が好き
- この先生面白い
- 学校の授業より分かりやすい
- ここに来ると勉強できる
と思える塾です。
行きたくないなと思う塾はせっかくお金を払って行っても効果がない場合も多いので、あまりおすすめできません。
そんな行きたくない塾に行くくらいなら進研ゼミをやった方がよっぽど成績が上がる場合もあります。
うちの次男はまさにこれで、塾へ行っている時よりも進研ゼミに変えてからの方が成績が上がりました。
そこはお子さんの気持ちにもよりますが、最近の進研ゼミなどの通信教育はあのコロナ期間を経てすごく進歩していて、家にいながら塾に行っているくらいの学習を提供してくれています。
料金も塾に行くより格段に安いので、もしお子さん本人が進研ゼミにしようかな?と思ったりおうちの方がとりあえず進研ゼミやってみたらいいのに・・・と思うのであれば、試しにやってみてもいいのでは?と思います。

高校受験のための塾はいつから行けばいいの?
塾へ通う時期は目指す高校と現在のお子さんの成績によっても変わってきますが、あまりにも勉強ができなくなってから行き始めてもなかなか成績が上がらなくてイライラすることになります。
できれば中学1年生の間には行き始めた方が良いです。
学校での成績も良くて内申点がしっかりとれている場合は中3の夏からで十分です。
また中学生で多いのが中2になって急に成績が落ちてくるパターンで、この場合は中2になってちょっと難しくなったところや、小学校で全く触れていないところができなくなっている可能性があります。
教科書を読み直して基本を頭に入れられたらいいのですが、一度習ってそれなりに勉強したのにできないところは自分ではなかなか克服できないものです。
成績が下がったなと思ったところで早く塾に行くことをおすすめします。

中学生の塾は何時から?
中学生が塾へ通っているのは、16時半ごろ~22時頃が多いです。
- 部活のない日・・・16時半ごろ~19時頃
- 部活のある日・・・19時半ごろ~22時頃
多くの中学校では学校の授業が15時半に終わるので、部活のない日や部活をせずに塾に行く場合は、学校帰りにそのまま塾へ行って16時台の授業を受ける子が多いです。
部活は多くの中学校では18時ごろ終わるので、そのまま塾へ行って19時台の授業を受ける子が多いです。
小学校の時は22時には寝ていたという人も多いと思うので、中学校に入っていきなり22時まで塾という生活がきついと感じる子も多くいます。

個別指導が中学生には合っている?
私たち親世代が子どものころは塾と言えば集団塾でしたよね。
ですが最近では一人一人の個性に合ったケアをしてもらえる個別指導塾が人気です。
それぞれできないところやできるところが違うから、それぞれに無駄がないように学べるということで、先生1人につき1人~3人程度の生徒がいる塾が多いです。
また中規模塾では個別指導と言う形をとりつつ、先生1人につき15人程度を見ていて、それぞれが自習をしながら分からないところを聞いたり、周りの子の自習している姿を見ながら2人程度の子の授業を行うという塾もあります。
個別指導塾の形態は塾によって形態が本当に様々で、お子さんに合った形態の塾でかつ先生とも相性のいいところを探さなくてはなかなかうまくいかないので、ぴったりマッチするには意外とハードルも高いです。
また私の経験から言うと、個別指導よりも集団指導でカリスマ授業をしてくれた方が、やる気が刺激されて成績が上がる子もいます。
塾を選ぶときは無理に個別指導にこだわらず、集団塾も候補に入れていくつか行ってみてくださいね。
お子さんに合った、先生が好きと思える塾を選びましょう。

中学生におすすめの英語塾は?
中学生におすすめの英語塾は、その子の英語力にもよりますが、多くの一般的な中学生なら通常の塾の英語の講座を受講すると学校での定期テストの点数に結び付いてきます。
英語の苦手なお子さんはまずは単語を覚えるところからスタートしなくてはなりません。
進学校を目指す人は学校の授業よりも早く英語を習いたいですよね。
また中高一貫校に通う生徒さんは学校独自の授業の進め方に合った塾を探していると思います。
中学生におすすめの英語塾についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。

中学生にかかる塾代(費用)はどのくらい?
中学生にかかる塾代は通う塾によって大きく差があります。
大手進学塾に行かせたり、個別指導で有名な明〇義〇なんかに行かせると、お金は湯水のように無くなっていきます。
大手進学塾は年間100万単位で飛ぶところも。
明〇義〇も夏の講習だけで10万以上、月々も4~5万円と結構な額を支払うことになります。
受講する教科数にもよるので一概には言えませんが、だいたい、どこの塾も集団指導で1教科1万円、個別指導で1教科2万円です。
集団塾に英語だけ通って月1万円、英数通って月2万円といったところでしょうか。
これより安かったら安い塾、高ければ高い塾だと私は思います。(私の近所調べですので都会はもう少し値段が上がるかもしれません)
それに夏期講習冬期講習などが入って、1週間程度でおよそ3万円~4万円なので、年間にすると2教科受講して30万円くらいですかね・・・
個別指導なら月2万円、英数通って4万円、講習代合わせて年間で50~60万円くらいでしょうか。
塾代のために働いてるというママさんの声はすでに日常会話の挨拶となるくらいスタンダードです。

塾で5教科習って一番安いのはどこ?
5教科習って一番安い塾は集団指導塾です。
大阪の馬渕教室では週3~4回、英数2教科受講で中1、中2は1か月1万6千円ほど、中3は2万円程度です。
馬渕は大人気の集団塾の割にはお値段が安い塾なので、集団塾で探せばもう少し安いところもあるのではないでしょうか。
個別指導で有名な個別指導キャンパスは1か月4回の授業で1万円で、大阪ではおそらくここが最安値なのではないかと私は思っています。
馬渕と同じだけ塾に通おうと思ったらこれの3倍値段を払うことになるので月3万円になりますよね。
今人気の個別指導はどうしても値段が高くなりがちです。
ですので5教科習って一番安い塾を探すときはお近くの集団指導塾を探してみてくださいね。
どうしても個別指導が良い!と言う場合は、オンライン個別指導という方法もあります。
オンラインにすると通う塾よりも値段が安くなります。
例えばオンライン家庭教師WAMというところなら、1か月4回60分授業で6,400円です。
1か月1万円を超えないのはオンラインだけですので、料金がネックの方はぜひオンライン塾を利用することを視野に入れてみてくださいね。
中学生の塾の失敗しない選び方
中学生の塾選びで失敗しないためには何に気をつけたらいいのでしょうか。
塾選びのポイントを見ていきましょう。
先生の雰囲気・得意な教科
個別指導塾では特に、先生にも得意な教科と不得意な教科があります。
習いたい教科が得意な先生のいる塾にしましょう。
また先生との相性も非常に重要なので、行ってみて雰囲気が自分とは合わないなと思ったらその個別指導塾はやめて他の塾を探しましょう。
料金
塾によって値段の違いも大きいので、家計に見合った料金の塾を選びましょう。
また新学期の始まる時期なら入塾金無料のところもあるので、タウン情報誌などでお得に入れる塾を探すのも1つの方法です。
塾の場所
通うのに便利な場所を選びましょう。
学校と言えの間にある塾の方がお子さんの負担にもなりにくいですし、送迎の負担も減るのでおすすめです。
電車やバスを乗り継いでいくような場所では、交通の便がいいところを選ぶようにしましょう。
中学生の塾は帰りが夜10時と遅くなりますので、通り道が暗くないところ、繁華街から離れているところ、目隠しになる公園など物騒な場所が近くにない塾を男女ともに選んでください。
時間
どのくらいの時間、授業が受けられるのか、自習をしに行ってもいいのかなど、お子さんの生活リズムにあった塾を選ぶようにしましょう。
時間が生活リズムに合わない塾は、最初は良くても疲れてくると負担になってしまいます。
部活との兼ね合いなども考えて選びましょう。
使っている教材
その塾で使っている教材も重要です。
教材を提供してくれているのか、学校の教材を使うのかによってもかかるお金も違いますし、授業内容も変わってきます。
また使っている教材のレベルも確認しておきましょう。
合格実績
その塾からどの学校へ合格した子がいるのか?は重要な目安になります。
自分の志望校へ合格した先輩がいるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。
在籍している子のレベル
在籍している子のレベルが低すぎても高すぎてもよくありません。
個別指導だから大丈夫でしょう?と思いがちかもしれませんが、レベルの低い子ばかりの中にレベルの高い子が入ると先生がそのレべルの問題に慣れていなくて解くのに時間がかかることもあります。
またレベルの高い子ばかりの中にレベルの低い子が入ると、その塾の生徒同士のつながりによっては先生が忙しいから私が教えてあげるという事象が発生し、先生に教えてもらわずに子供同士で教えあって帰ってくるという現象も起きます。
子供同士で教えあっていてもそれはそれで別に構わないのですが、個別指導塾の料金ってそんなに安くないんです。
だから子供同士で教えあって分かっても、それではお金を払っている意味がないと思うんですよね。
ちょうどいいレベルの子がそろっている塾を探しましょう。
合格実績を見るとおおよそのレベルが分かります。
もし塾選びに失敗したら、うちの子は失敗していないかな?と不安になったらこちらの記事も参考にしてみてください。

塾の定期テスト対策ってどんなことをするの?
塾の定期テスト対策は
- 過去問
- 予想問題
- 問題集を解きなおす
この3つを中心に行われます。
過去問は塾の先生が前年度以前に通っていた子どもたちから見せてもらった問題です。
そして塾で使っている問題集でテストに出そうな大事なところを復習します。
いかにたくさん問題を解くか、要点を押さえた学習をするかに焦点を置いているので、定期テストで点数が取れやすくなります。
そんな問題解くだけなら家でもできるじゃん・・・というお子さんには進研ゼミをおすすめします(笑)
まさにその通り、定期テスト予想問題さえきっちり解けば、進研ゼミでも面白いほど点数が上がります。

塾と併用するならポピーがおすすめです。
ポピーは通信教育の中でも最安値で1か月あたり5,000円しかかかりません。
また問題集自体が薄いので、お子さんの負担になりにくいのが特徴です。

中学生におすすめの塾かばん
塾に通うなら塾用のかばんが必要です。
とはいえ、学校の帰りに寄るなら学校のかばんに荷物を入れてしまえばいいのかもしれませんが、意外と学校の荷物も多いので入らないこともあるんですよね。
また1回家に帰れるなら、塾の道具は塾用のカバンに入れたいところ。
中学生はおしゃれにも目覚めるお年頃ですし、使い勝手のいい中学生らしいカバンを準備したいですね。

塾をやめるときはどうする?
塾へ行き始めると、塾をやめる場合も出てきます。
- 成績が上がらない
- 生活リズムに合わない
- 先生が嫌い
- 塾にいる友達と合わない
など、いろんな理由で塾を代わったりやめたりする人は意外と多いです。
ただ、お世話になった分、辞めると連絡するのも気が重いですし、どう言えば引き留められないのか?も気になるところですよね。
塾をやめるときは電話で先生に「やめます」と伝えればOKです。
おそらくこれから定期テストもあるし対策をしようと思っているから、そのテストが終わってからにしてはどうですか?などなど、引き留められるとは思いますが、そこをうまくかわしてスルーして退塾となります。
うまくかわす方法や、引き留められにくい退塾理由などについてはこちらの記事でご紹介していますので、もしよかったら参考にしてみてください。

塾に行きたくないという子には
塾に行きたくない原因がストレスなのか、体が疲れているのか、いろんなことが考えられますよね。
自分を追い詰めて泣いてしまったりする子もいるようですし、また思春期特有の体の症状で塾に行きたくないと感じている場合もあります。
その時その時でお子さんに合わせた対応をしてあげるしかありませんが、親としては不安になりますよね。
塾に行きたくないというお子さんへの対処法なども記事にしていますので読んでみてください。

我が家の次男のように塾に行きたくないという子には通信教育(特に進研ゼミ)をおすすめします。
最近の通信教育はあのコロナを経たおかげでいろんなコンテンツが充実し、家にいてもたとえ授業が分かっていなくてもしっかり学習できる内容となっています。
とくにチャレンジタッチ(チャレンジパッド)にはAIが搭載され、目指す志望校に到達するための学習、問題を解いていくうちに得意なところ、苦手なところを認識して1人1人に合った学習スケジュールや学習内容の提案をしてくれます。
我が家の次男も進研ゼミで偏差値65の志望校に合格できました。
お友達のお子さんは偏差値70を超える大阪の志望校に合格されています。
ぜひこちらの体験談も読んでみてくださいね。


通信教育はちょっとなぁ・・・という方にはオンライン塾という選択肢もあります。
中学生向けオンライン塾と普通の塾を比較
オンライン塾には中学生向けの塾はたくさんあって、選びきれないほどです。
- オンラインのみの塾・家庭教師
- 通常の塾もやりながらオンラインも対応している塾
- アルバイトの学生の先生と学習するオンライン家庭教師
中学生向けの塾は大きく分けるとこの3つに分類分けできます。
オンラインのみの塾は名前は有名ではありませんがオンライン塾としては老舗のところが多く、オンラインでのサポートがしっかりしている特徴があります。
通常の塾でオンラインに対応している塾は、オンラインで授業を受けてもいいし塾に来て授業を受けてもいいよという、好きな形式に切り替えられる塾が多いです。
アルバイトの学生さんが派遣されるオンライン家庭教師は、比較的料金が安いわりに旧帝大や医学部在学など高学歴の先生がそろっているのが特徴です。

塾なし高校受験は失敗する?
まったくの塾なし高校受験は失敗する可能性もあるのでしょうか。
塾なし高校受験、つまりは通信教育だけ、または学校の教材だけで高校受験をするという意味ですよね。
通信教育を使った高校受験はちゃんとやれば志望校に合格できます。
それはたくさんの人が実践されてきているので自信をもっておすすめできます。
問題は学校の教材だけで高校受験をして志望校に合格できるのか?ということですが、多くの人には厳しいかなと思っています。
家でおうちの方がしっかり勉強を見てあげられる環境にあるなら学校の教材だけでも高校受験を乗り切ることはできると思いますが、おうちの方がサポートできない場合は本来塾に行ったら目指すことのできた志望校に合格できる可能性が低くなってしまいます。
ですからもし塾なしで高校受験をしようと思ったら、通信教育だけは受講することをおすすめします。
高校受験におすすめの通信教育はこちらの記事で紹介しています。
価格や内容、レベルなど、選ぶ基準ごとに解説していますので参考にしてみてくださいね。

塾に行かない方が良い理由はこれ
塾に行かない方が良い時の理由は
- 塾が嫌い
- 塾の先生が嫌い
- 塾に嫌いな子がいる
- 半年以上行っているのに成績が上がらない
『嫌い』が多い場合には塾はさっさとやめてしまいましょう。
塾なんて学校と違って行かなくてはいけないものではないので、我慢してまで行くようなところではありません。
入学金をどぶに捨てるようなものになってしまってもったいないという気持ちが親の中にないと言えばうそになりますが、モチベーションが上がらないのに通い続けても成績にはつながりません。
塾は成績を上げるために行くところなので、成果を感じられなかったら早めに転塾するか通信教育に切り替える方が良いですよ。
受験まで時間もありませんから行動は早めに起こすようにしましょう。
塾か通信教育か迷ったら
塾にしようか通信教育にしようか迷ったら、とりあえずすべての選択肢の体験をしてみましょう。
実際やってみないと分からないこともたくさんあります。
塾は体験授業がありますし、通信教育にも無料体験の資料や期間があります。
ぜひこの無料体験、無料期間を利用してどれが一番お子さんに合っているのか、一緒に吟味してみてくださいね。


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