Z会高校受験コースは、以前はトップレベルやハイレベルと言われるコースがありましたが、現在は特進クラスと進学クラスに分かれています。
特進クラスはZ会指定の最難関校、進学クラスはそれ以外の難関校受験を対象としたコースです。
特進クラスだからレベルが高い、進学クラスだからレベルが低いということではなく、
特進クラスは受験に高校の内容が出題される学校、進学クラスは受験に中学の内容しか出題されない学校と分けてあるだけで、レベルは同じです。
その証拠に中2の冬頃までは特進クラスも進学クラスも同じ内容でカリキュラムが進んで行きます。
またZ会高校受験コースは特進クラスが最難関校、進学クラスが難関校のレベルと書いたように、Z会自体が難関校を対象とした教材。
もし模擬試験の結果が偏差値60を超えていなかったり、学校の5教科の成績がほとんど5じゃない人には難しいです。
ですが、偏差値65以上の難関校を受験しようと思う人は、Z会で力を付けようかなと考える人もいますよね。
でも教材自体が難しいので、偏差値が60越えていない人は最初は進研ゼミのハイレベルコースで力をつけて、中3頃からZ会にうつると言う手を使う方がおすすめです。
Z会が求める基礎レベルをクリアできていないので、最初からZ会を受講してしまうとついていけなくて、1日30分と書いてあるのに1時間も2時間もかかってしまうことになるからです。
そうなると、もう嫌になって続かなくなってしまいます。
進研ゼミハイレベルコースはZ会ほど難しくありませんから、進研ゼミで基礎力を鍛えて、模試で点数が取れるようになったらZ会へ移ってくださいね。
Z会の資料請求はこちら⇨【中学生のためのZ会の通信教育】Z会高校受験コースのレベル
Z会高校受験コースのレベルは難関校向けです。
偏差値にすると60~65、それ以上を対象としています。
学校の成績なら5教科ほぼオール5のお子さんが対象です。
ここで気を付けてほしいのが、小学校の時の成績が良かったからZ会にするという方。
小学校の時の成績がいい子というのは、クラスの半分くらいいます。(ほとんど3とかほとんどAという子です)
クラスの半分ということは、成績がいいと思っている子の半数は偏差値60にも届かないということです。
Z会の問題が解けるかどうかはちょっとやってみないと分かりませんから、もしZ会を考えているのなら資料請求をしてお試し教材をやってみてください。
こんなの難しくてできないよ、、、と言う子が偏差値の高い志望校を目指す場合は、進研ゼミハイレベルコースからスタートして、偏差値を挙げてからZ会へ参入してください。
何度も言いますが、難しすぎて途中で投げ出してしまっては元も子もありません。
3年もあるので基礎力・応用力を身に付けて、満を持してZ会にうつりましょう。
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特進クラス
特進クラスはZ会指定の最難関校をさします。
●最難関国立・私立高校
<埼玉>慶應志木、早稲田本庄 <千葉>市川、渋谷教育学園幕張、昭和秀英 <東京>お茶女大附、筑波大附、筑波大駒場、東京学芸大附、開成、慶應義塾女子、巣鴨、豊島岡女子、早稲田実業、早大学院 <神奈川>慶應義塾、慶應湘南藤沢 <愛知>東海 <京都>洛南 <大阪>大教大附池田、大教大附天王寺、大阪星光、清風南海 <兵庫>灘、白陵 <奈良>帝塚山、東大寺学園、西大和学園 <和歌山>智辯和歌山 <広島>広島大附、広島大福山 <愛媛>愛光 <福岡>久留米大附 <長崎>青雲 <鹿児島>ラ・サール
●最難関公立高校
<東京>国立、西、日比谷 <神奈川>湘南、横浜翠嵐 <滋賀>膳所 <京都>堀川 <大阪>北野、天王寺、茨木 <兵庫>神戸
※上記以外の高校を志望される方でもご受講いただけます。 ※入試の状況に合わせて、対象校を変更することがあります。
(Z会HP引用)
この指定校は、高校受験に高校1年生の範囲が含まれる学校です。
ここに指定されていない学校でも、高校1年生の範囲が出題されることが分かっている私立高校の受験を考えている人は、特進クラスを受講しましょう。
中高一貫校の場合、高校受験が無いので中3のうちに高1の内容を学習しています。
中高一貫校に高校から入学しようとするとその差を埋めなくてはいけませんよね。
だから、高校入試で少し先に勉強しておいて、合格したら春休みに学校の補習へ行くなどの形で補います。
ですから通常の公立高校受験を考えている人は、無理に特進クラスを受講する必要はありません。
そうは言っても高校の内容を受講するなんてずるい!と思うかもしれませんが、入試対策の高校の内容になるので、必要のないテクニックなども出てきます。
もし指定校以外の学校を目指す人で先取り学習がしたいなら、【Asteria】Z会のオンライン学習
詳しくは別記事に書いていますので読んでみてくださいね。
進学クラス
進学クラスは特進クラス指定校以外の難関校、最難関校を目指す人のためのクラスです。
高校の範囲が入らないぶん、中学の内容での出題範囲ですが、応用力や考察力のいる、一筋縄ではいかない問題にもチャレンジしていきます。
12月からは過去問などに取り組んで、入試での実践力をつんでいきます。
確実に合格を勝ち取るためのカリキュラムです。
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Z会高校受験コースは中堅校を目指す人にはレベルが高すぎる
Z会高校受験コースはとても高いレベルの問題が多く出題されます。
数学が学年1位!という成績を取っていたとしても、Z会のテストでは40点なんてこともざらにあります。
難関校じゃなくても中堅校で良いんだけど・・・という方はZ会ではなくて、進研ゼミやスマイルゼミの方が丁度いいレベルです。
難関校を目指す人でも、数学が4とか英語が4とか、ちょっとでも不安要素のある人にはあまりおすすめできません。
果敢に挑んで克服する!というガッツがあればいいですが、人間そんなに強いものでもなく・・・
出来る問題もあればできない問題があってこそ、続けられるのだと思います。
ですから5教科が5よりは4が多いとか、模試で偏差値60取れたり取れなかったり・・・という方は進研ゼミのハイレベルコースから始めて、中3までにZ会に移れるように学習を進めることをお勧めしますし、
これから中学生になる方は、一度、資料請求をして問題を解いてみてください。
資料請求で出題されている問題はZ会の問題の中でも簡単な部類です。
それにちょっとでも悩むようなら、Z会は一度置いておいて、進研ゼミから始めましょう。
そして模試の偏差値が65前後になってきたらZ会に切り替えてください。
それでも後れを取るなんてことはありませんから、しっかり勉強して追いつけるようにがんばりましょう。
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中学で成績が良くても
中学で20番以内で地域で1番の進学校の高校に入れても
たくさんの中学校の30番以内の子が集まって300人になると
とたんに200番になる。
そして「勉強ができない」という立ち位置で過ごしていかなくてはならない高校生活は
とても悲惨だと思いませんか?
そうならないためには今から準備が必要です。
【Asteria】Z会のオンライン学習で周りのみんなより一歩先に高校の勉強を始めてみませんか?