お子さんが不登校になって勉強してないから進研ゼミさせようかな？と考える方は多いです。
結論から言うと、進研ゼミは不登校の子にはあまり向いていません。
その理由は、不登校の子、特に高校受験を控えた中学生にとって内申にかかわる「出席日数」はとても重要だからです。
フリースクールのSOZOWスクールやすらら
という通信教材と比べ、進研ゼミは「出席扱い」になりません。
この記事では
- 進研ゼミの出席扱いに対する方針
- 進研ゼミが向いている不登校の子のタイプ
- 通信教育他社との比較
についてご紹介していきます。
不登校中の通信教育ならすららがおすすめです。
すららはまさに不登校の子のために作られた教材のようなもので、まさに学校いらず。
すららさえあれば、とりあえず勉強の心配が少なくなります。
- 学校へ行かなくても基礎学力が身につく
- 戻り学習・飛び級学習ができる
- すららコーチのサポートが手厚い
- 保護者へのペアレントトレーニング講座がある
- 基礎練習が多い
- 応用問題が少ない
- 音がたまに大きい
進研ゼミは不登校中に学習しても出席扱いになりにくい
進研ゼミは不登校中に受講していても、出席扱いになりにくい特徴があります。
不登校中の出席扱いについては文部科学省の不登校の出席扱いについてという要項で説明されていますが、結論から言うと、『校長先生の判断』です。
校長先生が「いいよ」って言ったら進研ゼミをやりさえすれば出席になりますし、「いやそれはちょっと」って言ったら出席にはなりません。
ICT教育に対する理解度は上がってきてはいますが、どこまでを学校に復帰するための重要な学習と見なすかは
- 保護者からの丁寧な説得
- 担任の先生の理解
- 校長先生の理解
- 学校側のやさしさや配慮
といった、複雑な要因が絡んでくることになります。
進研ゼミは不登校の子が出席扱いになるよう学校側に働きかけたりはしてくれません。
進研ゼミを出席扱いとするなら、私たちからのアクションが必要です。
学校側でも前例がなくて対応に困ってしまう場合もありえます。
一方、おすすめしている『すらら』なら、すららから学校に出席扱いについて直接交渉してもらえます。
100％の学校ですららが出席扱いとして認められるわけではないですが、すららの実績などをもとに交渉してもらえるのは心強いです。
進研ゼミはどんなタイプの不登校の子に向いている？
進研ゼミは出席扱いになる教材ではないので、不登校と言っても多少、学校に通えている子に向いています。
- 保健室登校できている子
- 週何回かは学校へ行っている子
- 出席日数はぎりぎり足りそうな子
出席に問題さえなければ、あとはテストの点数がとれれば受験できる高校も増えます。
中学の時に不登校でも高校になったら通え始める子はたくさんいるため、少しでも出席できているのなら進研ゼミで学習を補うのはとてもいい方法だと思います。
出席できているから進研ゼミをやってみようかな？と思う方は、こちらの進研ゼミのメリットやデメリット・評判について書いた記事を参考にしてくださいね。
進研ゼミを不登校中に利用するメリットとデメリット
進研ゼミを不登校中に利用するには、メリットとデメリットがあります。
進研ゼミを不登校中に利用するメリット
進研ゼミを不登校中に利用するメリットをご紹介します。
勉強が学校の進度と合わせてできる
学校にいつでも戻れるように、学校の進度に合わせて学習を進めるのはとてもいい方法です。
学校での学習面でついていけなくて不登校になる子も多いので、学習面のサポートは不登校に効果を発揮することもあるからです。
学校に行かなくても学力をつけられる
不登校で学校に行っていないと勉強は独学でしなくてはいけなくなります。
多くの場合、独学だとだんだん勉強をしなくなって何が何やら分からなくなってしまうものです。
進研ゼミのような学習教材を利用すれば、学校に行かなくても学力を維持することができます。
親のサポートがほぼいらない
進研ゼミのチャレンジタッチ（ハイブリッドスタイル）は、AIによる学習機能や、映像による解説が充実しています。
学校での授業を受けていなくても理解できるよう、分かりやすい解説や説明動画があるため、親の出番はほとんどありません。
子ども自身が自分で勉強して自分で解決できますし、タブレットからゼミに質問もできるため勉強を見てあげる手間を省くことができます。
進研ゼミだけで9教科学習できる
主要5科目(英数国理社)だけではなく、副教科(音楽･美術･技術家庭･体育)も進研ゼミでは学習できます。
学校の定期テストは副教科もありますが、進研ゼミをやっていれば副教科のテストも心配ありません。
値段が安い
進研ゼミは他の通信教育教材比べると値段がとても安いです。
 スマイルゼミ中学 |  進研ゼミ中学 |  z会中学 |  スタサプ中学 |  ポピー中学 |  すらら | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金 | 7,480円～ | 6,400円～ | 9,084円～ | 1,815円～ | 4,750円～ | 7,700円～ |
| 無料体験 | ||||||
| 中学準備講座 | ||||||
| 偏差値 | 30～80 | 30～80 | 55～80 | 30～80 | 30～60 | 30～60 |
| タブレット | 自分で準備する | |||||
| 紙 | ||||||
| 教科数 | 9 | 9 | 9 | ５ | 9 | ５ |
| 中高一貫コース | ||||||
| 塾との併用 | ||||||
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 |
またすべての高校偏差値に対応しているところも魅力です。
もし出席日数は心配ない、通信教育による出席扱いは必要ないということなら、通信教育教材の中では進研ゼミがいちばんおすすめです。
進研ゼミについてはこちらの記事もご覧ください。
進研ゼミを不登校中に利用するデメリット
次に進研ゼミを不登校中に利用するデメリットをご紹介します。
出席扱いになりにくい
進研ゼミは進研ゼミを受講しているだけで学校が出席扱いになるという前例が少なく、あまり表に出されてもいません。
自分で学校側に交渉して、学校側の理解があれば出席となることもありますがあまり期待できる様子ではありません。
テストがない
もし仮に出席扱いになったとしても、定期考査(中間期末テスト）は学校で受けなくてはいけません。
問題数が少ない
進研ゼミは学校で授業を受け、宿題をしつつ受講することを前提に作られているので、進研ゼミだけで不登校中の学習を乗り切るにはちょっと問題数が少ないです。
もし進研ゼミを受講するのなら、学校のドリルや教科書を解いたり、別の問題集を足した方が学習が身につきます。
不登校中に最適な通信教育は進研ゼミよりもすらら
不登校になってしまったら、進研ゼミが一番に思い浮かぶと思いますが何日も学校に行けていない場合はあまり得策ではありません。
もし不登校に対応した通信教育を選ぶならすららがおすすめです。
すららがおすすめな理由は
- すららが出席扱いになるかどうか学校に交渉してくれる
- 無学年式学習で自分に合ったところから学習できる
- 得意科目だけ先取学習することもできる
不登校の子は勉強についていけていない子だけではなく、勉強が出来過ぎて学校が詰まらないと感じる「ふきこぼれ」と呼ばれる子もいます。
すららは、勉強についていけていない子にも、ふきこぼれの子にも、どちらにも対応しています。
また発達障害のお子さんや帰国子女のお子さん、中学受験をする、中学受験をした後のお子さんにも対応しており、それぞれお子さんごとに抱えている問題に対して取り組みやすい形の学習を提供してくれます。
こんなに汎用性のある教材もめずらしく、全国の学習塾や学校でもすららの仕組みを取り入れているところが増えてきているんですよ。
ぜひすららを検討してみてくださいね。
お子さんと一緒にまずは無料体験をしてみてください。
出席扱いになるオンラインフリースクール
また通信教育の他に学校が出席扱いになるオンラインフリースクールもあります。
フリースクールは学校に行けるようになるまで通う学校というイメージで、不登校となって家に引きこもりがちなお子さんにはちょっとハードルが高い場合があります。
またお値段も結構する割に進路が決めずらいと言う欠点も。
オンラインフリースクールsozowは
- 自己肯定感を育む授業
- すららやスタディサプリを使った5教科育成
- 出席認定対応可能
- 小学4年生～中学3年生対象
という特徴があって、全国からたくさんの不登校や行き渋りの子が参加しています。
通信教育を考えられている方は、こちらのフリースクールsozowの方がもしかすると早い段階で元気になれるかもしれませんので、もしよかったら一度、sozowスクールの記事も読んでみてください。
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