塾なし高校受験でも偏差値65の地域のトップ校へ行くことができた我が家の次男。
いろいろ紆余曲折ありましたが、、、どのようにして塾なし高校受験でトップ校への合格を勝ち取ったのかを、ノンフィクションでご紹介します。
我が家の次男の『塾なし高校受験でトップ校へ合格体験談』が参考になれば嬉しいです。
塾なし高校受験でもトップ校へ行けた次男
私も最初は塾なし高校受験でトップ校へ行くなんて半信半疑でした。
でもお友達のコロさんの話を聞いてその考え方が変わったんです。
コロさんの息子さんは塾に行かずに大阪の偏差値70を超えるK高校というところへ進学されました。
コロさんの息子さんが使った教材は進研ゼミ。
コロさんの息子さんは現在は大学生で、大阪K大学という大学偏差値65を超える大学へ進研ゼミ高校講座だけで入学を果たしました(天才すぎる息子さん)。
この話を聞いて「すごい子はすごいんだなぁ。」と他人事のように思っていたんですが、次男が中2の時「塾に行きたくない!やめる!!」と言い出して辞めてしまったんです。
そこで我が家も進研ゼミをやってみようと思ってやったら、塾へ行っている時よりも成績が上がり、結果として地域のトップ校へ合格することができました。
塾なし高校受験でトップ校を目指すメリットとデメリット
塾なし高校受験を経て、無事トップ校へ合格できた次男ではあるんですが、塾に行っている時と比べるとメリットもありましたがデメリットもありました。
塾なし高校受験のメリット
塾なし高校受験のメリットは主に生活面で感じることができます。
塾に行かないことで
というメリットがありました。
お金がかからない
塾に行くと集団なら1教科月1万円、2教科で月2万円、個別なら1か月4回で3万円程度かかります。
塾を辞めたことでこれが無しになりました。
塾に行く代わりに我が家は進研ゼミを始めたので、9教科で月8,000円程度になりました。
時間を取られない
塾を辞めたことで通塾の時間(往復1時間)、塾に滞在する時間(約2時間)がなくなったので、時間に余裕ができました。
部活(テニス)が終わって塾へ行って帰ってきてご飯を食べて宿題をして・・・となると、もう疲れてしまって宿題がしたくない・・・という状態も多かったのですが
部活終わりにすぐ家に帰れるようになったので少し時間に余裕ができました。
送迎がいらない
塾が夜10時ごろまでと遅いこともあって、塾へは送迎していました。
ですがよる10時に塾に迎えに行くのは結構負担で、お風呂も入れないし明日の準備や夜の家事も中断して出かけなくてはいけなかったので結構な負担になってしました。
これが無くなったのは私の方も精神的に余裕ができたと思います。
余計なストレスがない
次男は中2で担当になった塾の英語の先生が嫌いになって、ストレスとなってしまったのですが、やめたことでストレスがなくなって快適になったようでした。
私も子どもが不安定なのを見るといろんな気持ちになったものですが、親子でもめる原因がなくなったので私の方もストレスが無くなりました。
塾なし高校受験のデメリット
塾なし高校受験のデメリットは学習面や情報面で感じます。
なんでも塾任せにしていたところを私たちが補わなくてはいけなくなります。
塾と同じだけの学習時間を確保するのが難しい
塾に2時間いれば、おそらく2時間勉強をしてきていますよね。(たぶん)
ですが家にいながら2時間ずっと勉強をし続けられるかというと難しく、途中でトイレに行ったりお菓子を食べたり、スマホを触ったりしてしまいがちです。
また2時間やると決めたものの、1時間ちょっとでやめてしまうことも増えてきます。
強制的に勉強をしなくてはいけなかった塾と、自由に時間配分できる家では学習時間に差が出てきてしまいます。
保護者の声掛けが必要
これまでは塾の先生がこれをやりましょう、あれをやりましょう、もうすぐ〇〇がありますなど、やる気の出る声掛けをしてくれていました。
それが全くなくなるので、モチベーションが上がるような声掛けをこちらからしていく必要が出てくる場合もあります。
特に定期テスト前は家にいるとなかなか勉強できないこともあるので、私たちがどう声をかけるか、どう動機づけをするかは課題となります。
受験情報が入って来にくい
塾に行っていれば塾の方からお知らせとして、必要な時期に必要な情報をくれていましたが、塾を辞めると頼りになるのが学校だけになるので情報量が足りないことも出てきます。
それを補うために塾の模試を受けたり、3年生の受験シーズンだけ塾に通う人もいます。
通信教育を受講すれば、全国的な情報ではありますがその時期に必要なことをお知らせしてくれるので、忘れずに情報収集することができます。
模試や検定は自分で申し込む
受験間近になると自分の立ち位置を知るために模試を受けるのはとても大事です。
塾に行っていれば模試は必須で受けなければなりませんでしたが、塾なしにすると自分で模試の申し込みをしなくては模試が受けられません。
また検定も塾で一括で申し込みしてくれますが、塾なしの場合は自分でネットや書店から申し込みます。
英検や漢検は中3までに3級または準2級を取っておけば地域のトップ校を目指しやすいです。
塾なし高校受験に失敗しない方法
塾なし高校受験に失敗しないためには
この3つがとても大事です。
家での学習時間を確保する
塾に行かない分、家でしっかり学習をすることが大切です。
トップ校へ行くということ自体、家庭学習時間を増やすことが重要視されますが、塾で時間を稼いでいる子も多い中、塾へ行かないという選択をする以上自分で頑張る気力が必要です。
ちょっと手を抜くとすぐに抜かされてしまう世界です。
きっちり学習時間は確保しましょう。
目指す高校に見合った問題集を使う
目指す高校のレベルや問題傾向を分析して、必要な学習を行いましょう。
過去問などを見たり、トップ校をめざすならハイレベル問題集など、学校の問題集以外にも課題を準備して解ける問題の種類を増やしていきます。
通信教育を利用して目指す学校に見合った問題をやるのも1つの方法です。
情報収集する
受験情報はしっかり集めましょう。
情報はやはり塾の先生が持っている場合が多いですから、積極的に模試を受けて結果を受け取りに行って話を聞いてきましょう。
またネットや通信教育などで収集するのも1つの方法です。
塾なし高校受験におすすめの問題集
塾なし高校受験には目指す高校に見合った問題を解くことが大切です。
トップ校を目指すなら「ハイレベル」と書いてある問題集を選ぶのがおすすめです。
苦手教科は基礎からおさえます。
また理科や社会は教科書ワークを使って必要な語句を徹底的に押さえます。
出版社ごとに発売されていますので、使っている教科書と同じものを買いましょう。
きちんとやれば結果に結びつきます。
どのようなペースでどれだけ進めていくか、ざっくりでいいのでお子さんと一緒に決められるとスムーズにすすめられます。
また予定を立てたり問題集を選ぶのが大変、どれを選んだらいいのか、何冊必要なのか分からない・・・と不安になる場合は、通信教育を利用することをおすすめします。
通信教育ならAIで必要なが句集を提示してくれますし、学習計画もしっかり立ててくれます。
また受験情報も送ってきてくれるので、塾なしの不安をかなり解消してくれるので良いですよ。
我が家も進研ゼミを使っていました。
スマイルゼミ中学 | 進研ゼミ中学 | z会中学 | スタサプ中学 | ポピー中学 | すらら | |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 7,480円~ | 6,400円~ | 9,084円~ | 1,815円~ | 4,750円~ | 7,700円~ |
無料体験 | ||||||
中学準備講座 | ||||||
偏差値 | 30~80 | 30~80 | 55~80 | 30~80 | 30~60 | 30~60 |
タブレット | 自分で準備する | |||||
紙 | ||||||
教科数 | 9 | 9 | 9 | 5 | 9 | 5 |
中高一貫コース | ||||||
塾との併用 | ||||||
入会する | 入会する | 入会する | 入会する | 入会する | 入会する |
トップレベルの高校を目指すなら進研ゼミ、z会、スマイルゼミの3つから選ぶと良いかなと思います。
どれがいいかはお子さんの性格次第ですが、スマイルゼミもいいのですけどタブレット代がかかるのとお値段がちょっと張るのが気になるところ。
z会は本当に勉強が好きな子じゃないと嫌になる可能性があります。
進研ゼミはタブレット代が無料になるのと、AIを使った学習システム、そして学習に対する安定した安心感があるところがおすすめです。
我が家の息子は小学講座、中学講座、高校講座とすべての進研ゼミを受講していますが、中学講座がいちばんよくできた教材だと思っています。
どの教材も無料体験や資料請求で体験教材がもらえますので、興味のある教材があればぜひやって比べてみてくださいね。
塾なし高校受験で挫折しそうになったら
塾なし高校受験ができれば、お金もかからないし時間も自由になるしいいこと尽くしではあります。
でも途中で不安になったり成績が落ちてきたりすると、塾へ行った方が良いのかな・・・と不安になることもあると思います。
そうならないためにも、塾なしを選んだ時点で通信教育を始めたり、また途中で挫折したときのためにオンライン塾を調べておいて選択肢を増やしておくといいですね。
高校受験でトップ校に合格するための通信教育についてと、おすすめのオンライン塾についての記事もありますので、参考にしてみてくださいね。
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