中学生はZ会と進研ゼミとスマイルゼミのうち、どれを選ぶべきなのでしょうか。
小学生のうちから通信教育を続けている方は、同じものを続けようかなと考える方も多いと思いますが、実際はどれが一番適しているのでしょうか。
進研ゼミはAI搭載のロボットを相棒に、チャレンジタッチを使った学習法がおすすめされています。
スマイルゼミはタブレットを用いた動く動画解説が売りで、すべての学習がタブレットで完結するところがおすすめされている教材です。
Z会は問題レベルの高さが売りで、高校入学後の東大・医学部などの偏差値の高い大学受験を見据えた学習ができます。
進研ゼミとスマイルゼミはレベル的にも近いものがあり、どちらを選んでも公立高校の受験には十分な教材です。
Z会は教材が難しいことと教材の量が多いことから、ついていけないこともあるので注意が必要です。
将来的に東大に行きたい、お医者さんになりたいなど、偏差値の高い大学を目指したいといった夢のある人はZ会をおすすめします。
それでは内容を比べていきましょう。
公式HPを見たい!という方はこちら↓から行けます。
Contents
Z会と進研ゼミとスマイルゼミ 高校受験をする中学生におすすめなのはこれ
高校受験をする中学生におすすめなのは、進研ゼミとスマイルゼミです。
どちらも基本的なスタンダードコースと、応用問題の多いハイレベルのコースの2種類が選べます。
入学前なら志望校に合わせて、もう中学に入学してある程度学年順位が出ているなら自分のレベルに合わせて選ぶと良いですね。
今のうちから将来は東大のようなところに・・・とか、お医者さん・弁護士になりたい!!などなど、心の中にある方はZ会を選びましょう。
それぞれ内容を見ていきます。
進研ゼミ中学講座

進研ゼミ中学講座は1か月分の受講料で副教科も含む全9教科が受講できるところがポイントです。
副教科対策って結構手抜きになりがちで何を勉強すればいいのか分からないことが多いので、対策講座があるのはとても助かります。

また、小学校からおなじみの赤ペン先生に加え、定期テストのための暗記ブックや質問機能、授業動画見放題などなど、進研ゼミならではのもりだくさんな内容も魅力的です。
これを見て、
こんなにいっぱいあって頼もしい!と思う人は進研ゼミに向いています。
一方で
こんなにあるの?めんどくさそう・・・
と思う人はスマイルゼミをおすすめしますので、この下にあるスマイルゼミのところを読んでみてください。
これで進研ゼミ良さそうだなと思った方、こんな機能もあります。

チャレンジタッチ内で、テスト前2週間からの学習計画をAIが立ててくれます。
直前になってテスト勉強なにしよう??という時は

今日のおすすめを出してくれます。
定期テストの勉強って何をすればいいのか分からないとか、もう完璧だからやることないだろう!と思ってしまいがちな人にはとても助けになる機能です。
この機能のおかげであと10点以上は点数がアップできそうですよね。

またどのあたりを目指したいか?で、AIが学習内容を決めて出題してくれます。
無理のない学習、目指す点数までの学習ができるので心強いですよね。

中学別に分析されているところや、受験高校別に対策が練ってあるところもすごいです。
こんなに力が入っているのは進研ゼミの中でも中学講座だけかも。
1回15分というところも負担にならないし、簡単に学習できるのでどんな子でも続けやすいのではないでしょうか。
正直、進研ゼミの中で一番使える教材が中学講座だと思っています。
実際に、大阪偏差値70越えのT高校に合格した、私のお友達コロさんの息子さんの体験談もインタビューさせてもらいました。
周りの子が馬淵(大阪の大手有名進学塾)に通う中、息子さんは中3の夏ごろまで進研ゼミ1本で学習してきました。
夏を過ぎたらなんとなく不安になったのでちょっとだけ塾へ行ったそうですが、基本、情報があるなら通う必要はなかったかなという感想だそうです。
もしよかったら読んでみてくださいね。
コロさんの体験談はこちらです→【進研ゼミ】チャレンジだけで高校受験 偏差値70合格体験談 in大阪
スマイルゼミ中学生コース
スマイルゼミ中学生コースのトップページに、100点を持った女の子が立っています。
これ、進研ゼミでは98点の答案を持った男の子が立っているんですよね。
スマイルゼミの方がいいぞ!っていうアピールなのかな?って思うとちょっとふふっと納言な気持ちになったり。
スマイルゼミはタブレット1台ですべて完結します。

進研ゼミを見てめんどくせっっと思ってしまった方は、スマイルゼミが良いですよ。
タブレット1台あればすべて学習が完結するのはすごく便利です。

またノートに書くのと同じようにタブレットに書き込めるのもスマイルゼミならでは。
こんなに細かく書けるタブレットはスマイルゼミが今のところピカイチです。

特進クラスなら中学校すべての範囲の授業が見られるのも良いですよね。
さらにタブレットに搭載されているAI機能で苦手や得意を検知して、不得意をなくす学習が行えます。
教科書準拠で、学校名を入力すれば定期テストの範囲もカバーしてくれます。
教材がいっぱい届くと嫌になるという人は進研ゼミよりもスマイルゼミの方があっているので、二つをよく見比べて選んでみてくださいね。
また、スマイルゼミを受講しようと思う方はすぐにでも申し込みたい気持ちかもしれませんが、一度、資料請求をしてください。
すると、資料の中にキャンペーンコードが記載されていて、申込時にキャンペーンコードを記載すると、1000円~3000円のデジタルギフトがもらえたり、タブレット代金が半額になどのお得な割引が受けられます。
資料請求をするだけなのでぜひ活用してくださいね。
Z会 中学生向けコース
進研ゼミとスマイルゼミが1回15分の学習時間を掲げているのに対し、Z会では1回30分の学習時間を設定しています。
また80点以上を目指す進研ゼミに対し、Z会は100点を目指します。

これを見ると分かる通り、学校の授業内容だけではなく英語4技能に重きを置いて学習が進みます。
さらに高校受験や大学受験に有利な英検の取得、オンラインスピーキングなど、授業の英語の枠を超えた学習を行います。
将来的に必要になる英語力をつけます。
全体的に学習をする中で、授業の英語はたいして学習しなくても90点以上とれるくらいの実力を養っていきます。

この問題はこう、という暗記数学ではなく、数学的な考え方やプロセスに重点を置いて学習します。
問題を解く中で応用力を養い、解いたことのある問題よりもさらに難しい問題が出題されても、考え方とプロセスを使って回答を導く能力を養います。
同様に、国語、理科、社会においても、定期テストができればOKではなく、この学習を通して身に着けられるはずの能力をしっかり定着させるような学習が展開されます。
このように、Z会はレベルが高いので誰彼構わず入会してください!といった文言は書かれていません。
一度やってみたけどついていけなかった・・・という人は山ほどいます。
それだけレベルの高いことを求められているし、自分から学習する楽しさを見出していかなくては一瞬にして崩れ落ちてしまうような教材です。
ただ、将来的に東大や京大を目指したり、医学部系を目指すなど、偏差値の高い大学へ行きたいと思っている方は今のうちからZ会の考え方を身に着けて大学受験に備えてください。
それが将来的にも役に立つし、国家公務員になりたい、留学したい、海外で活躍したいと思ったとき、きっと役に立ちますよ。
ただ、本当に難しい教材なので最初からZ会についていけるかどうかは分かりません。
本当についていける教材なのか、書いてあることが瞬時に理解できるのかを確かめてから受講を開始してください。
まずはZ会の資料請求をして、体験問題を解いてみてください。
そして解説を読んで理解できるようならZ会の受講を開始しましょう。
もし解説が難しい、もう少し理解できるようになってから始めたいと思ったらほかの教材でレベルアップしてZ会に再挑戦してみてくださいね。
まずは資料請求で教材のレベルを確認してください。
Z会 進研ゼミ スマイルゼミ 中高一貫校に通う中学生におすすめなのはこれ
中高一貫校に通う中学生におすすめなのは、Z会か進研ゼミです。
中高一貫校では多くの学校で、英語はプログレスかニュートレジャーを、数学では体系数学を使っています。
スマイルゼミは私立向けのテキストには対応していません。
Z会と進研ゼミではこれらの私立向けの教科書に一部対応しています。
進研ゼミ中学講座中高一貫
進研ゼミ中学講座中高一貫では
- 英語・・・プログレス
- 数学・・・体系数学
に対応しています。
プログレスに対応している通信教育は進研ゼミしかないので、進研ゼミを受講するのも1つの方法です。
ただ、中高一貫校では授業進度が学校によってまちまちなのと先生の気持ち次第で授業が進むため、教科書通りの順序では習いません。
また学習レベルも学校によってまちまちです。
進研ゼミは基本的な内容は学習できますが、学校によってトップレベルの学習まで盛り込んでいたり高校の内容もかいつまんで学習するような学校では、到底レベルが足りないといったことも考えられます。
おそらく、中高一貫校に通う中学生が困っているのは英語や数学なのではないかと思います。
理科や社会は中学受験の貯金があるからまだ点数はそこそこ取れていますよね?
ちょっと勉強すれば成績が上がるし、上げ方も分かっているはずです。
英語は小学校のうちに習っていなかったり、英会話しかやったことがなくて机の上でどんな勉強をすればいいのか分からない場合はなかなか点数に結び付かないこともあります。
そのような方には、プログレスに準拠はしていませんが、Z会Asteria 英語4技能講座

Z会Asteriaは中学1年生の英語から高校3年生の英語まで、垣根をなくした学習ができるAIプログラムです。
英語4技能を重視したつくりになっていて、文法を伸ばしたいなら文法のエリアを、リーディングを伸ばしたいならリーディングのエリアをといった形で、英語4技能を徹底的に学習できます。
問題を解いて間違えたらまた同じレベルの問題が出題され、正解すると問題のレベルがアップします。
またその際、学校で習っていない箇所になって訳が分からないときは、右下に表示される動画マークをクリックすると、授業動画を見ることができる仕組みになっています。

こうやって学習していくうちに、気づいたら半年後には今の学年よりも1年上の学習をしていた、なんてことも普通に起こりうる教材です。

Z会の教材なので難しい印象があるかもしれませんが、Z会Asteria 英語4技能講座
何度も言いますがプログレスには対応していません。
でも学習範囲のはっきりしない私立中学で英語力を伸ばすには一番適した教材なのではないでしょうか。
興味のある方は是非一度、資料請求で内容を確認してみてくださいね。
資料請求をして、通常のZ会の英語講座と比べてみてください。(通常の講座はZ会の講師による添削がつきます)(Z会の詳しい説明は次の項目で行います)
どちらがお子さんに向いているか、ぜひ資料を見て選んでみてください。
進研ゼミは私は残念ですが、中高一貫校の中学生にはおすすめしていません。
数学は分からないようであればスタディサプリがいいかなとは思いますが、中学生にはスタディサプリはちょっと早いんですよね、、、
高校生なら予備校の形式と同じスタディサプリは役に立ったと思うことが多いんですが、中学生にとって聞くだけの授業というのはつまらなくて、やはり先生がいてこその勉強の部分が強いんです。
だからもし数学についていけていない場合は、進研ゼミの数学をやってもいいけどちょっとレベル的にどうかな・・・と私は思うので、Z会がいいのではないでしょうか。
もし本当に基礎の基礎からわかってなくて、数学のテストも20点とか30点くらいしか取れていないのなら、進研ゼミでもいいかもしれませんが、そうでなければレベルが足りない不安があるのでZ会をおすすめします。
Z会は難しすぎないかなと心配な方もいると思うので、資料を請求して体験問題集をやってみてください。
Z会中高一貫コース
先ほどからおすすめしているZ会中高一貫コースです。
中高一貫校に通う子が通信教育を受けるならZ会しかないのではないかと私は思っています。
進研ゼミはやはりちょっとレベルが足りないんです。
学校の進度も違うし、テストのレベルもそれぞれ違うのが中高一貫校なんですが、偏差値60近辺の学校に通う人は進研ゼミではおそらくまったくの基礎しかなくて物足りないものになってしまうのが目に見えています。
その点、Z会ならほとんどの部分をカバーされているので不足はないはず。

部活の状況に合わせてスケジューリングも可能です。

また中高一貫校特有の教材進度と授業進度が合わない問題を一発で解決してくれる機能もあります。
中学3年分のカリキュラムが表示されるので、今から習うところを手前に持ってくるだけ。
定期テスト対策もばっちりです。
また大学入試改革で求められるようになった「複数の情報から読み取る」「自分の意見を他者に伝える」などの問題は、Z会がこれまでもずっと学生に求めてきたことなので、Z会にはその問題を作ってきた実績もあります。
中高一貫校に通う中学生は、通塾しようにもなかなか受け入れてもらえるところが見つからず、通塾難民になることも多いですよね。
Z会なら定期テスト対策もできますし、大学入試に向けた英語4技能の習得、英検の習得、総合的な学習の力もつけていくことが可能です。
ただ、通信教育なので「きちんとやる」ことが大切になってきますが、中学受験を乗り越えたご家庭なら大丈夫なのではないでしょうか。
ざっと説明しましたが、問題のレベルに本当についていくことができるのか確認するためにも、一度、資料請求をして体験問題をやってみてください。
そのうえで受講するかどうかを決めてくださいね。
また英語だけ受講しようと思っているかたは、英語力に特化したZ会asteriaとも比べてみると良いかなと思います。
資料請求をして問題のレベルなどよく比べてみてください。
Z会と進研ゼミとスマイルゼミ 中学生向けコースの費用(料金)比較
Z会と進研ゼミの値段を比べると、高校受験コースの費用はZ会の方が高いです。


進研ゼミは一番高い中3でも、9教科セットで約7000円。
それがZ会では中3の5教科セットで約1万5000円。
ほぼ1万円も高くなるんです。
値段が安いのは断然進研ゼミの勝ち。ということになります。
通信教育大手3社のスマイルゼミも一緒に比較すると、中3の時点で
- 進研ゼミ(9教科+英検) 6890円
- Z会(5教科) 14430円
- スマイルゼミ(9教科+リスニング) 6980円
となります。
ですから値段だけで選ぶなら進研ゼミ中学講座が良いのではないでしょうか。
選び方としては
- 値段が安い・ポケットブックなど紙の教材も欲しい・・・進研ゼミ
- タブレット一台で済ませたい・・・スマイルゼミ
- 将来は東大・京大・医学部を目指したい・・・Z会
- 中高一貫校に通っている・・・Z会
という選び方をおすすめします。
高校受験にZ会と進研ゼミやスマイルゼミを併用する?片方だけにする?
進研ゼミはどんどん早く進めてしまったら、月の半ばですべての教材が終わってしまうというデメリットがあります。
高校受験には少なくとも1日2時間の学習が必要なのに、終わってしまっては学習時間が足りなくなってしまいます。
それなら進研ゼミで基礎力を固めて、Z会で応用力を、ということですね。
でも進研ゼミをさっさと終わらせてしまうくらいの実力のある方は、進研ゼミをやめてZ会に変更しましょう。
そして併用する教材は、さらにレベルアップを狙える【Asteria】Z会のオンライン学習
Z会asteriaは学年の垣根を超えた英語に特化した教材です。
中学校の基礎レベルから、高校の応用レベルまですべての問題を網羅していて、問題を解いて出来たらレベルアップという形式をとった新しい形の学習方法なんです。
文部省から賞をもらったくらいのすごいシステムで、学校の枠にとらわれず、苦手なところは重点的に、得意なところはもっと伸ばすといった学習方法ができる教材です。
もし、Z会だけとか進研ゼミだけでは物足りないのではないだろうか?と不安になるのなら、Z会Asteriaと組み合わせてみてください。
Z会Asteriaは英語能力を高めたい大人や、ディスカッション能力を高めたい大人も受講すれば力が付くと言われている教材で、ほんと、かゆいところに手が届くものなんですよ。

Z会と進研ゼミとスマイルゼミ 中学生におすすめなのはこれ
通信教育大手3社を比較しました。
中学生にとってより良い選び方は
- 値段が安い・ポケットブックなど紙の教材も欲しい・・・進研ゼミ
- タブレット一台で済ませたい・・・スマイルゼミ
- 将来は東大・京大・医学部を目指したい・・・Z会
- 中高一貫校に通っている・・・Z会
です。
進研ゼミだけで偏差値70越えの大阪T高校に合格したコロさんの息子さんの体験談も参考になりますよ。
コロさんの体験談はこちらです→【進研ゼミ】チャレンジだけで高校受験 偏差値70合格体験談 in大阪
実際のテストは紙に鉛筆で書かなくてはいけないので、高校受験を控えた中学生には進研ゼミがちょうどいいんですよね。
またZ会を視野に入れている人は、必ず資料請求をして問題を体験してください。
Z会の問題は難しすぎて解けない場合もあるからです。
少しずつレベルアップしていけばいい話なので、最初から焦ってZ会しか嫌だ!!のようにならないよう、気を付けてくださいね。
Z会は必ず資料請求をしてください。
また、スマイルゼミも資料請求の冊子についているキャンペーンコードがあると、アマゾンギフト券1000円~3000円ほどもらえることがあります(申し込み時期によって異なります)ので、
スマイルゼミの方も資料請求を忘れないようにしてください。
それぞれお申し込みはこちら↓からできます。
中学で成績が良くても
中学で20番以内で地域で1番の進学校の高校に入れても
たくさんの中学校の30番以内の子が集まって300人になると
とたんに200番になる。
そして「勉強ができない」という立ち位置で過ごしていかなくてはならない高校生活は
とても悲惨だと思いませんか?

そうならないためには今から準備が必要です。
【Asteria】Z会のオンライン学習で周りのみんなより一歩先に高校の勉強を始めてみませんか?